マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、ドルトムント所属のイングランド代表MFジュード・ベリンガムに賛辞を送った。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
弱冠19歳ながらドルトムントの中盤の主軸として活躍しているベリンガム。今季はここまでブンデスリーガで11試合出場2ゴール1アシスト、DFBポカール(ドイツカップ)で2試合出場2ゴールを記録。また、チャンピオンズリーグ(CL)では10代の選手としては史上3人目となる4試合連続ゴールも記録するなど、大きな存在感を放っている。
そんなベリンガムの今季の活躍に対しては、名将グアルディオラ監督も感銘を受けているようだ。同監督は現地時間25日に行われるCL・グループG第5節ドルトムント戦の前日会見にて、ベリンガムについて言及。次のように同選手の才能を絶賛した。
「彼は19歳にしてすでにイングランド代表の一員であり、そのクオリティーについては誰もが知っている。素晴らしいメンタリティーも持ち合わせた特別な存在だ。プレーの質だけの話ではなく、彼がチームをリードしていることや、レフェリーに対して向かっていくことについての話でもある。彼は所属クラブではすでにキャプテンの一人だ。全ての面において優れていると思っているよ」
レアル・マドリードやリヴァプールなど複数のメガクラブからの関心も報じられているベリンガム。今後の去就にも注目が集まるが、グアルディオラ監督は「ドルトムントは若手にとっては最高の場所だと思うよ。もし、彼がプレミアリーグのトップクラブに所属していたら、出場時間を得られなかったかもしれない。若い選手にとって最も重要なことは多くの時間でプレーすることだ」とコメントし、十分な出場機会を得ることが重要との認識を示した。
現地時間9月14日に行われたCL第2節ドルトムント戦(2−1○)では、ベリンガムに先制ゴールを奪われたマンチェスター・C。再戦に向けてグアルディオラ監督は「自分たちのプレーを押し出し、勝利できるよう努力する」と意気込みを語った。ベリンガムのプレーにも注目が集まる一戦は、日本時間26日の午前4時にキックオフを迎える。