Jリーグは25日に開催した理事会において、J3入会を申請していた5クラブに対し、Jリーグへの入会を条件付きで承認した。
今回承認されたのは、ラインメール青森、ヴィアティン三重、FC大阪、奈良クラブ、ヴェルスパ大分の5クラブ。2022シーズンの日本フットボールリーグ(JFL)最終節が11月20日に開催されるため、「1試合の平均入場者数」および「最終順位」の要件を満たすことを条件に承認された。これにより、Jリーグ役員によるホームタウン支援体制の確認が完了したクラブは、「平均入場者数」および「最終順位」の要件を満たした時点で入会が確定する。
今回条件付きでJリーグ入会が承認された5クラブとJ3入会審査項目は以下の通り。
※JFLでの順位と平均入場者数は10月25日時点
▼ラインメール青森
順位:6位(勝ち点41)
平均入場者数:638人
▼ヴィアティン三重
順位:7位(勝ち点38)
平均入場者数:1722人
▼FC大阪
順位:2位(勝ち点51)
平均入場者数:1860人
▼奈良クラブ
順位:3位(勝ち点49)
平均入場者数:2396人
※奈良クラブは残りのホームゲームの入場者数によらず、すでに1試合の平均入場者数の要件を充足
▼ヴェルスパ大分
順位:9位(勝ち点37)
平均入場者数:1325人
■J3入会審査項目(Jリーグ規約 第17条第3項より抜粋)
・入会直前年度のJFLのリーグ戦におけるホームゲームの1試合平均入場者数が2000人を超えており、かつ、3000人に到達することを目指して努力していると認められること
・入会直前年度における年間事業収入が1.5億円以上になると、合理的に見込まれること
・入会直前年度の期末決算において、債務超過ではないことが合理的に見込まれること
・入会直前年度のJFLのリーグ戦における最終順位が4位以内であり、かつ、JFLに属する百年構想クラブのうち、上位2クラブに入っていること