マンチェスター・Uが来年1月の冬の移籍市場でFWの獲得に乗り出す可能性があるようだ。24日、イギリス紙『デイリーミラー』が伝えている。
今夏にはアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスやブラジル代表MFカゼミーロ、同代表FWアントニー、オランダ代表DFタイレル・マラシアら即戦力を多く獲得する積極補強を敢行したマンチェスター・U。報道によると、早くも来年1月の冬の移籍市場に向けた動きを見せており、複数の選手の動向を注視しているようだ。
補強の最優先ポジションと伝えられているのがFW。現在同クラブではイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが主にセンターフォワード(CF)でスタメンを張っており、フランス代表FWアントニー・マルシャルやポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドも同ポジジョンでのプレーが可能となっている。
しかし、マルシャルは相次ぐ負傷によって稼働率が低く、今季はここまでわずか4試合の出場にとどまっている。また、プレミアリーグ第12節トッテナム戦でベンチを途中退席し、試合終了を待たずしてロッカールームに引き上げたC・ロナウドについては、1月の退団も噂されるなどその去就は不透明となっている。こうした状況を鑑み、クラブ側は1月のFW補強を本格的に検討。獲得候補のリストアップを進めているという。
報道によると、カナダ代表FWジョナサン・デイヴィッド(リール/フランス)、チェコ代表FWパトリック・シック(レヴァークーゼン/ドイツ)、フランス人FWムサ・デンベレ(リヨン/フランス)の3選手が獲得候補としてすでにリストアップされているという。3選手とも所属クラブではFWの主軸として活躍しており、昨シーズンの公式戦では二桁ゴール(デイヴィッド:18ゴール、シック:24ゴール、デンベレ:22ゴール)も記録している。マンチェスター・Uは今後、それぞれの選手の動向を注視していくと見られている。
なお、関心が伝えられていたポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリード/スペイン)については、エリック・テン・ハフ監督が獲得をそれほど望んでいないため、獲得候補には名前が含まれていないと伝えられている。