ヤクルト・高津監督、山田V弾に笑顔「これで吹っ切れたんじゃないかな」

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2022年10月25日 23:14  ベースボールキング

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ヤクルト・高津臣吾監督
【SMBC日本シリーズ2022第3戦】
● オリックス 1 − 7 ヤクルト ○
<10月25日 京セラD大阪>

 日本シリーズ第3戦はヤクルトが快勝。同シリーズの対戦成績を2勝1分けとし、球団初の2年連続日本一へ大きく近づいた。

 ヤクルトは過去2試合で9打数無安打だった山田の打順を3番から1番に変更。すると3回、山田は二塁への内野安打を放ち、今シリーズ初安打を記録した。4回までオリックス先発・宮城から得点を奪えなかったが、5回は6番・中村、7番・サンタナの連打で無死一、二塁の好機。続くキブレハン、長岡は凡退したが、山田が復調を印象づける先制3ランを左翼席へ運んだ。

 4番の村上は7回に押し出し四球、9回はダメ押しの2点適時二塁打を右中間へ運び2安打3打点をマーク。5番のオスナはこの日も2安打1打点と快音は止まらず、これで第1戦から3試合連続マルチ安打とした。

 投げては先発・高橋が6回90球、3安打7奪三振無失点の快投。4回は一死二、三塁のピンチを招いたが、6番・中川圭、7番・杉本を連続三振に仕留めた。左腕は9回5安打無失点でプロ初完封を達成した昨年の第2戦に続き、またしてもオリックス打線を翻弄。2年連続で日本シリーズ白星を手にし、大舞台での強さを見せつけた。

「先に点を取るのが難しかったが、山田の一発で試合を動かすことができた」と試合後の高津監督。「すごく責任感の強い男なので、自分が打ってないことを多少は気にしていたと思いますし、これで吹っ切れたんじゃないかなと。また明日のゲームを、いい形で迎えられるんじゃないかなと思います」と主将の復調気配を喜んだ。

 打順変更については「いろいろあって1番で使おうと思いました」とニヤリ。先発の高橋については、「相手は宮城投手で立ち上がりから難しい投手戦だったが、6回まで投げ切ったというところに成長を感じました」と好投を称えた。

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