オリックス、2安打1打点の紅林にバントも裏目に　野村弘樹氏「この失敗は…」

【日本シリーズ第5戦】
オリックス − ヤクルト
＜10月27日　京セラD大阪＞

　オリックスは紅林弘太郎にバントをさせるも、これが裏目に出てしまった。

　3−2の6回に近藤大亮が長岡秀樹、青木宣親に適時打を浴び逆転を許すと、直後の6回裏に太田椋が二塁打で出塁。ここで打席には2安打1打点の紅林に打席が回ってきたが、2ボール1ストライクからバントを試みるも、これがキャッチャー・中村悠平の前に転がり、二塁走者・太田が三塁タッチアウトとなってしまった。

　現在放送中の『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 日本シリーズ第5戦 オリックス−ヤクルト』で解説を務める野村弘樹氏は「これはオリックスからすると最悪ですよね。紅林は今日2本打っているんですよ。ちょっと迷いも出ているのかな。結果も最悪になってしまいましたからね。この失敗はシリーズを左右するようなバントになりかねないかもしれませんね」と自身の見解を述べた。

　結局、オリックスは代打・福田周平の左安で二死一、二塁としたが、西野真弘が左飛に倒れ無得点に終わった。

（ニッポン放送ショウアップナイター）