マンチェスター・Uのエリック・テン・ハフ監督は、シェリフ・ティラスポリ戦でゴールを決めたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについてコメントした。27日、イギリスメディア『BBC』、『スカイスポーツ』が伝えている。
マンチェスター・Uは27日、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第5節でシェリフをホームに迎えた。この日の采配で最も大きな注目を集めたのは、19日のトッテナム戦で試合終了を待たずにベンチから引き上げる姿を見せ問題となっていたC・ロナウドの先発起用だ。22日のチェルシー戦ではメンバー外の処分を受けていた37歳はこの日、2点のリードで迎えた81分、自らのヘディングシュートのこぼれ球を押し込んでダメ押しゴールを奪い、スタメン起用に結果で応えた。
3−0で勝利しEL決勝トーナメント進出を決めた試合後、チームを率いるテン・ハフ監督はC・ロナウドについてコメント。懲戒処分を受けた大ベテランがその時期を乗り越えるためには、この試合での得点が必要だったと口にした。
「彼は自らが正しいポジションを取り続けようとし続けた。彼はけっして諦めなかったし、それは彼がキャリアを通してやり続けてきたことだ。そして最後には、その報酬を手にしたんだよ」
「素晴らしかったよ。彼もチャンスを作ったし、チームも彼のためにチャンスを作っていた」
「我々にはフィニッシュの力があること、そしてチャンスがやってくると分かっている。彼は、言うなれば最悪の時期を乗り越えるため、ゴールを必要としていたんだ。もっと多くのゴールがやってくると自信を持っているよ」
現在4勝1敗のマンチェスター・Uは、11月3日に行われるグループステージ最終節のレアル・ソシエダ戦に2点差以上で勝利すれば、逆転でのグループ首位通過が決まる。