ナポリFWクヴァラ、セリエAで早くも11得点に関与…C・ロナウドらに次ぐハイペース

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2022年10月30日 20:34  サッカーキング

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今季最大のサプライズとなっているクヴァラ [写真]=Getty Images
ナポリに所属するジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアが、圧巻のペースで得点を生み出し続けている。30日にイタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えた。

 ナポリは29日に行われたセリエA第12節でサッスオーロと対戦。先発出場したクヴァラツヘリアは3分にヴィクター・オシムヘンの先制ゴールを頭でアシストすると、19分にはペナルティエリア右からの折り返しでオシムヘンの追加点をアシスト。さらに36分、マリオ・ルイの浮き球パスから自らもネットを揺らし、1ゴール2アシストを記録した。ナポリはその後にオシムヘンがハットトリックを達成し、4−0の快勝で公式戦13連勝となった。

 現在21歳のクヴァラツヘリアは、今夏にディナモ・バトゥミからナポリに加入して以降、セリエAの12試合で6ゴール5アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)の4試合で2ゴール3アシストを記録している。データサイト『Opta』によると、セリエAデビューシーズンの最初の12試合で11ゴールに関与しているのは、セリエAが20チーム制になった2004−05シーズン以降にデビューを果たした選手として、3番目にハイペースな数字だという。

 歴代1位は、ジェノアやインテルなどで活躍した元アルゼンチン代表FWディエゴ・ミリート氏だ。ジェノアでセリエAデビューを果たした2008−09シーズン、最初の12試合で11ゴール4アシストを記録。D・ミリート氏はその後も得点を積み重ね、最終的に得点ランキング2位タイの24ゴールと6アシストを記録した。

 歴代2位は、2018−19シーズンから3年間ユヴェントスでプレーしたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。同シーズンは開幕12試合で8ゴール5アシストを記録し、最終的に得点ランキング4位の21ゴールと9アシストをマークした。

 ここまでのセリエAで11ゴールに関与しているクヴァラツヘリアは、ラツィオ時代の2008−09シーズンに最初の12試合で7ゴール4アシストを記録したアルゼンチン人FWマウロ・サラテと並び、新人選手としては歴代3位タイのペースでゴールを生み出していることになる。小国ジョージアが生み出した異才のさらなる活躍に注目だ。


【ハイライト動画】クヴァラが1G2A! ナポリ 4−0 サッスオーロ

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