浦和、リカルド・ロドリゲス監督が今季限りで退任…ACL決勝進出も、J1では現在8位

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2022年10月31日 16:48  サッカーキング

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浦和のR・ロドリゲス体制は2年で幕 [写真]=清原茂樹
浦和レッズは31日、同クラブを率いるリカルド・ロドリゲス監督について、2022シーズンをもって監督職を解除することに合意したと発表した。なお、小幡直嗣コーチ兼通訳についても、来季の契約を更新しないことで合意したと伝えている。

 現在48歳のR・ロドリゲス監督は母国のスペインで指導者としてのキャリアをスタート。U−17サウジアラビア代表やジローナなどで監督を務めた後、タイの複数クラブでも指揮を執った。2017シーズンからは徳島ヴォルティスを指揮。初年度は明治安田生命J2リーグで7位、2年目は11位と中位に低迷したものの、3年目となった2019シーズンは4位でシーズンを終え、J1参入プレーオフに参戦した。ヴァンフォーレ甲府とモンテディオ山形を退けて決定戦まで進出したものの、湘南ベルマーレとの一戦は1−1のドローで終了。レギュレーションにより、あと1歩のところで昇格を逃していた。

 迎えた2020シーズン、徳島は序盤から上位争いを繰り広げ、最終的には明治安田生命J2リーグで優勝を達成。R・ロドリゲス監督は徳島にとって7シーズンぶりとなるJ1リーグへの切符をもたらし、浦和へと旅立った。

 浦和での初年度は明治安田生命J1リーグを6位でフィニッシュ。JリーグYBCルヴァンカップでは準決勝進出を果たすと、天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会では決勝戦で大分トリニータを2−1で下し、3大会ぶりの優勝に導いた。

 今シーズンは勝ちきれない試合が多く、明治安田生命J1リーグ第33節を終えた段階で8位となっている。JリーグYBCルヴァンカップでは再び準決勝でセレッソ大阪相手に涙を飲み、天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会ではザスパクサツ群馬に0−1で敗れ、3回戦敗退となった。一方、「FUJIFILM SUPER CUP 2022」では川崎フロンターレを2−0で下してタイトルを獲得。AFCチャンピオンズリーグでは東地区の準決勝で全北現代モータースをPK戦の末に下し、決勝戦に駒を進めていた。

 また、浦和はクラブ公式HPを通じて、「2020シーズンから取り組んでまいりました3年計画の振り返り、および2023シーズンの新体制につきましては、後日改めてお知らせいたします」と発している。

このニュースに関するつぶやき

  • 3年計画。1年目で監督変えたんだからもう破綻してるだろ。考えた奴は責任とってやめれば良いと思う。徳島から監督を金で強奪して2年我慢できない。とにかく速効性の結果しか求めてないチームに問題がある。
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