大宮アルディージャは31日、契約期間満了に伴い、同クラブに所属しているDF田代真一と2023シーズンの契約を更新しないことを発表した。
田代は1988年6月26日生まれの現在34歳。横浜F・マリノスの育成組織出身で、2007年にトップチーム昇格を果たした。プロ3年目で初めてJ1リーグのピッチに立ったものの、横浜FMでは主力に定着できず。2011シーズンからの2シーズンはFC町田ゼルビアへと期限付き移籍した。2014年からはジェフユナイテッド千葉へ完全移籍。その後はモンテディオ山形を経て、2017シーズンはV・ファーレン長崎でプレー。明治安田生命J2リーグで31試合に出場し、クラブの2位フィニッシュとJ1昇格に大きく貢献した。
2018シーズン途中からは横浜FCでプレー。シーズン終了後に完全移籍へと移行すると、2019シーズンは明治安田生命J2リーグ33試合の出場で3ゴールを挙げ、クラブのJ1昇格を最終ラインから支えた。2020シーズンは明治安田生命J1リーグで20試合に出場して3ゴールを記録。2021シーズン途中に期限付き移籍で町田に復帰した。今シーズンより完全移籍加入した大宮でプレー。明治安田生命J2リーグで15試合に出場して1ゴールを挙げた。
契約満了に際し、田代は大宮のクラブ公式HPでコメントを発表している。
「今シーズン限りで大宮アルディージャを離れることとなりました。チームが苦しい状況でも、最後まで自分たちを信じサポートし続けてくれたファン・サポーターの皆さま、そして大宮アルディージャに関わるすべての皆さま、本当にありがとうございました。一年という短い時間でしたが、すばらしい時間を過ごすことができました。またお会いできる日を楽しみにしてます。ありがとうございました」
2022シーズン、大宮は明治安田生命J2リーグで残留争いに巻き込まれる苦しいシーズンとなった。最終的には勝ち点「43」を積み上げ、19位でフィニッシュ。J2残留に成功してシーズンを終えていた。