得失点差「−20」…6戦全敗で大会を去ったレンジャーズ、CLワースト記録を更新

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2022年11月02日 13:31  サッカーキング

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CL・グループAを未勝利で終えたレンジャーズ [写真]=Getty Images
レンジャーズ(スコットランド)が不名誉な記録を打ち立ててしまったようだ。11月1日、『BBC』や『スカイスポーツ』などイギリスの複数メディアが伝えている。

 今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)予選を勝ち抜き、2010−11シーズン以来、12年ぶりとなるCL本戦出場を果たしたレンジャーズ。本戦ではナポリ、リヴァプール、アヤックスと同組のグループAに振り分けられた。

 現地時間9月7日に行われた第1節でアヤックスに0−4と大敗し、黒星スタートとなったレンジャーズ。第2節ナポリ戦(0−3●)、第3節リヴァプール戦(0−2●)と連敗を喫し、グループステージの半分を終えた段階での成績は無得点での3連敗に。その後、第4節リヴァプール戦では1−7と大敗を喫し、続く第5節ナポリ戦も0−3で落とした。今季CL初勝利を目指して戦った11月1日の最終節アヤックス戦も1−3での敗北を喫した。

 グループリーグで6戦全敗に終わったレンジャーズ。『BBC』によると、スコットランドのクラブチームがCL・グループステージで勝ち点を獲得できないまま敗退したケースは、今回のレンジャーズが初めてだという。また、同クラブの得失点差「−20」(2得点22失点)は、2011−12シーズンのディナモ・ザグレブと今シーズンのヴィクトリア・プルゼニが記録した得失点差「−19」を抑え、CLワースト記録となっている。

 レンジャーズを率いるジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト監督は、最終節アヤックス戦後の会見で今季のCLでの戦いを次のように振り返っている。

「6試合も戦えば、レベルの差は歴然だ。それが結果を出すのが困難だった理由だよ。もちろん、差があることは理解しているが、だからといってこんなにも多くの失点を許したくはなかった。我々は最高峰のチームと対戦した。我々にとっては大きな学びとなったが、とてもハードだったのは事実だよ」

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