マンCがセビージャに逆転勝利! 17歳リコ・ルイスが公式戦初ゴール

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2022年11月03日 07:10  サッカーキング

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公式戦初先発となったリコ・ルイスが貴重な同点弾 [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループG第6節が2日に行われ、マンチェスター・C(イングランド)とセビージャ(スペイン)が対戦した。

 マンチェスター・Cは今季のCLで開幕3連勝を記録。第4節の敵地で行われたコペンハーゲン(デンマーク)戦をスコアレスドローで終え、2位以内でグループステージを終えることが確定した。前節アウェイで行われたドルトムント(ドイツ)戦もスコアレスドローで終了し、首位通過が決定。最終節はホームで“有終の美”を飾りたい。一方、セビージャは開幕からの不調がラ・リーガだけでなくCLにも響き、2シーズンぶりのラウンド16進出を逃した。それでも、前節のコペンハーゲン戦は3−0と快勝。今季のCL、そしてホーム開催の公式戦で初勝利を掴み取り、3位でヨーロッパリーグ(EL)に回ることが決まっている。最終節ではホルヘ・サンパオリ監督の下で生まれ変わったチームが“チャレンジャー”としてマンチェスター・Cに挑む。

 マンチェスター・Cは敵地で1−0と勝利した直近のプレミアリーグ第14節レスター戦から、スターティングメンバー7名を変更。アイメリク・ラポルテやイルカイ・ギュンドアンらが連勤となり、フィル・フォーデンらが先発に復帰。GKはドルトムント戦に続き、シュテファン・オルテガが入っている。一方、セビージャはホームで0−1と敗れたラ・リーガ第12節ラージョ・バジェカーノ戦から大幅ターンオーバー。スタメン7名を入れ替え、アレハンドロ・ゴメス、ラファ・ミルらが先発に復帰した。

 試合は開始早々にマンチェスター・Cがチャンスを作り出す。2分、高い位置でボールを奪ったジャック・グリーリッシュが中央へ繋ぐと、フリアン・アルバレスはボールキープからマイナスへ。最後はコール・パルマーが左足で狙うも、シュートはクロスバーの上へ。27分には再びセビージャのビルドアップでミスを誘発すると、ギュンドアンがフォーデンとのワンツーでボックス内に侵入し、右足でシュート。この一撃も枠を外れてしまった。

 試合の均衡が破れたのは31分。セビージャが右コーナーキックを獲得すると、キッカーを務めたイスコがラファ・ミルへピンポイントのボールを供給。フリーになったラファ・ミルは正確なヘディングシュートを叩き込み、セビージャが先手を取ってハーフタイムに突入した。

 後半に入るとマンチェスター・Cが反撃をスタート。52分、敵陣高い位置でJ・アルバレスが相手のパスをカットすると、ボックス右へ門を通すスルーパスを送る。駆け上がっていたリコ・ルイスが右足ダイレクトでゴールネットを揺らし、マンチェスター・Cが試合を振り出しに戻した。17歳のリコ・ルイスにとっては公式戦初スタメンとなった試合で、嬉しい初ゴールとなっている。

 73分には再びマンチェスター・Cがセビージャのゴールを脅かす。途中出場のケヴィン・デ・ブライネが右サイド開いた位置でパスを引き出すと、最終ラインの背後へスルーパスを供給。抜け出したJ・アルバレスは冷静にGKをかわし、無人のゴールに流し込んだ。マンチェスター・Cが逆転に成功している。83分にはハイプレスでボールを奪うと、J・アルバレスからのパスを受けたマフレズが左足でゴールネットを揺らし、勝負を決定付けた。

 試合はこのままタイムアップ。マンチェスター・Cがホームで逆転勝利を飾り、良い流れで決勝トーナメントへ進むこととなった。一方、セビージャは敗れこそしたものの、ELでこの悔しさを晴らしたい。

 今後のCLでは、11月7日の12:00(日本時間20:00)に決勝トーナメント・ラウンド16の組み合わせ抽選会が行われる。なお、ラウンド16・ファーストレグは2023年の2月14日、15日、21日、22日に開催される予定だ。

【スコア】
マンチェスター・C 3−1 セビージャ

【得点者】
0−1 31分 ラファ・ミル(セビージャ)
1−1 52分 リコ・ルイス(マンチェスター・C)
2−1 73分 フリアン・アルバレス(マンチェスター・C)
3−1 83分 リヤド・マフレズ(マンチェスター・C)

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