“アツアツ”な投球で阪神の救援陣に欠かせない存在となった湯浅京己

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2022年11月04日 10:11  ベースボールキング

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阪神・湯浅京己 (C) Kyodo News
阪神の湯浅京己はプロ4年目の今季、リリーフで大車輪の活躍を見せ、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得するなど、チームに欠かせない存在となった。

 昨季までの3年間一軍での登板数はわずかに3。1、2年目は一軍登板がなかった。今季は開幕一軍を掴むと、新外国人のケラーの不調、チーム状態がなかなか安定した投球を見せていた湯浅は、“勝ちパターン”の一角に割って入る。

 4月13日の中日戦から6月17日のDeNA戦にかけて17試合連続無失点、7月2日の中日戦からシーズン最終登板となった10月2日のヤクルト戦まで28試合連続無失点と抜群の安定感を誇った。

 DeNAとのCSファーストステージでは、守護神・岩崎優に代わって阪神が勝利した第1戦、第3戦ともに8回途中からマウンドにあがりイニングまたぎで試合を締めた。

 この1年で大きな成長を見せた湯浅について10月8日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル DeNA−阪神戦 ファーストステージ第1戦』で解説を務めた江本孟紀氏は「ボールの良さが印象的でしたね。投げ方が素晴らしいと思いますよ」と絶賛。また、江本氏は「昔やってきた野球のスタイルからいくと、こういうピッチャーが先発完投型で毎年10勝以上して、完投も10以上しながらするピッチャーに育って欲しい」と自身の見解を述べた。

 10月10日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル クライマックスシリーズ セ ファーストステージ第3戦 DeNA−阪神』で解説を務めた野村弘樹氏は「非常に集中力がありますし、若いながらもマウンドでも冷静。タイガースの投手で一番成長した選手。一言でいうといい度胸している。ピッチャーとしての素質はまずはそこが大事。見ていて気持ちがいい。僕はベイスターズ、タイガース関係なく、ピッチャーとして見ると惚れ惚れしますよね」と絶賛した。

 10月12日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ第1戦』で解説を務めた若松勉氏は「湯浅のボールは打てないですよ。速いし、追い込んでからのフォークボールも落差がある。打者は打ち損じますよね」と話した。

 今季だけでなく、来季以降も力強い投球でセ・リーグの強打者たちをねじ伏せていきたいところだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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