日ハム・新庄監督、侍ジャパンに敗戦も「来年は期待できますよ」

【侍ジャパンシリーズ2022】
○ 侍ジャパン 5 ― 4 日本ハム ●
＜11月5日　東京ドーム＞

　日本ハムは5日、侍ジャパンと強化試合を行い4−5で敗戦した。

　日本ハムは初回、先発・上沢直之が近藤健介（日本ハム）の犠飛、牧秀悟（DeNA）のソロで2点を失う。それでも4回に野村佑希、上川畑大悟、宇佐見真吾の適時打で3点を奪い逆転に成功する。その裏、加藤貴之が森友哉（西武）に2ランを浴び、再び逆転を許した。6回には鈴木健矢が村上宗隆（ヤクルト）に被弾。

　3−5の8回には野村のこの日2本目となる適時打で1点差とし、なお無死一、二塁と好機は続いたが上川畑のバントがフライとなり、一塁走者・清宮、二塁走者・野村が戻れずトリプルプレーに倒れて、結局1点止まり。9回は侍ジャパン・大勢（巨人）の前に三者凡退に倒れ試合が終了した。

　新庄剛志監督は試合後「素晴らしかった。ナイスゲームですよ。何点取られるんだろうという勢いでいったんですけど、ピッチャーも踏ん張って、（一時）逆転してうちの若い選手が多いんですが、来年は期待できますよ」と前を向いた。

　「逆転できる、びっくりしました。久々にトリプルプレーはありましたけど、ああいうところはしっかり決めて、逆転につなげたかった。もう1回キャンプからやっていきたい」と気を引き締めた。

（取材＝ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司）