苦しい1年が川崎Fにもたらした経験値とは…山根&谷口「どう活かしていくか」

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2022年11月05日 23:48  サッカーキング

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明治安田生命J1リーグ最終節が5日に行われ、首位の横浜F・マリノスを勝ち点2差で追いかける川崎フロンターレはFC東京との“多摩川クラシコ”に臨み、前半に退場者を出しながらも2−3で勝利。しかし、同日の試合で横浜FMが勝利を収めたため、川崎Fのリーグ3連覇の夢は潰えた。

 試合後、川崎FのDF山根視来は「正直、今日のサポーターの姿を見たら優勝を届けたかった」と悔しさを滲ませつつ、リーグ3連覇を逃したことについては、「正直、終盤戦に比べて負けた時の温度が昨年と違ってどうだったんだろうと、思うところはあります」とコメント。さらに、「夏以降は後がない状況が続いて、1試合にかける思い。その前はどうだったのか。本当の意味で負けに慣れていないかというところは、1年の中で少し差がある時期は全員にあったのかなと思います」と冷静に今季を振り返った。

 昨季までとは異なる展開となったが、山根は「接戦の試合が増えたのもありますし、今年はそういう経験を多くしたので、どう活かしていくかが大事だと思います」と主張。これに関しては、DF谷口彰悟も「劣勢の時にどうするのかとか、自分たちのゲームじゃない時にどう戦うのかという引き出しは、ある意味ちょっと増えたのかなと思う。それはそれでネガティブなことではないので、そういうことも含めて次に活かしていきたい」と同じような見解を示し、来季のリベンジを誓った。

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