ブライトンの三笘が2戦連続のスタメンで躍動! プレミア初ゴール含む全得点に絡む活躍でチームは2連勝

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2022年11月06日 02:06  サッカーキング

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プレミアリーグ第15節が5日に行われ、日本代表MF三笘薫が所属するブライトンが敵地でウルヴァーハンプトンと対戦。三笘は前節のチェルシー戦に続いて、左ワイドの位置で2戦連続の先発出場を果たした。

 試合は序盤からブライトンが攻勢に出ると、9分にロングボール一本で裏を狙ったアダム・ララーナが好機を演出。すると直後の10分に三笘が起点となってゴールが生まれる。ボックス左角付近でボールを持った三笘がDFと対峙しながらノーステップで右足のアウトサイドにかけたパスをゴール正面のレアンドロ・トロサールへ。これをトロサールがボックス中央のララーナに送り、ララーナがワントラップから右足でゴール右上にシュートを決めた。

 ところが12分、ウルヴァーハンプトンがすぐさま反撃。右サイドの裏でパスを受けたゴンサロ・ゲデスがボックス右に侵入。後方から追いすがる三笘のチェックを受けながらニアサイドを抜いて試合を振り出しに戻した。

 追いつかれたブライトンは23分、左サイドでパスを受けた三笘が中央に切れ込みながらボックス左のスペースに走り込むトロサールへスルーパス。これを受けたトロサールが左足でゴールを狙ったがボールは枠を外れた。良い時間帯が続いていたブライトンだったが、30分にクロスに対応したルイス・ダンクがVARの末にハンドをとられてウルヴァーハンプトンにPKを献上。これをルベン・ネヴェスに決められて勝ち越しを許した。

 主導権を握りながら逆転されたブライトンだったが、三笘に待望の瞬間が訪れる。44分、ボックス右角付近でボールを持ったララーナがクロスを上げると、ファーサイドの三笘がDFと競り合いながら頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。三笘のヘディングによるプレミア初ゴールで、ブライトンが同点に追いつくことに成功する。

 さらに前半アディショナルタイムには、左サイドでパスを受けた三笘がファーストタッチで抜け出そうとすると、対応したネルソン・セメドに倒される。これが決定機の阻止と判定され、セメドにはレッドカードが提示されて退場。三笘の芸術的なボールタッチにより、ブライトンが数的優位な状況で後半を迎えた。

 後半もブライトンが押し込む展開が続くが、守りを固めるウルヴァーハンプトンからゴールを奪うことができない。65分にはダニー・ウェルベックを投入し、アレクシス・マック・アリスターの直接FKなどからもゴールを脅かしたが、同点のまま時計の針は進んでいった。しかし83分、ボックス左でボールを持った三笘がゴールライン際をえぐってゴール前へマイナスのパス。これを受けたデニズ・ウンダヴを経由してボールはファーサイドのパスカル・グロスへ。グロスのシュートはゴール右に決まり、ブライトンが待望の勝ち越し点を手にした。

 今節も躍動した三笘は90分にジョエル・フェルトマンとの交代でお役御免となり、試合も2−3のまま終了。全得点に絡んだ三笘の活躍もあり、ブライトンが連勝を飾った。

【スコア】
ウルヴァーパンプトン 2−3 ブライトン

【得点者】
0−1 10分 アダム・ララーナ(ブライトン)
1−1 12分 ゴンサロ・ゲデス(ウルヴァーハンプトン)
2−1 35分 ルベン・ネヴェス(PK/ウルヴァーハンプトン)
2−2 44分 三笘薫(ブライトン)
2−2 83分 パスカル・グロス(ブライトン)

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  • 日本が誇るドリブラーのプレミア初ゴールが頭とは良い意味で度肝を抜かれた。新指揮官のイタリア人になって三笘をスタメンで使うにはどうすれば良いか考えてくれた。それに答えた三笘�ؤ�OK
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