川崎フロンターレは6日、GK丹野研太が契約満了に伴い、退団することを発表した。
現在36歳の丹野は、2005年に東北学院榴ケ岡高からセレッソ大阪に加入。2011シーズン途中から2年半は大分トリニータに在籍した。2014年にC大阪復帰を果たし、2019年まで同クラブに所属。2020シーズンに川崎Fへと完全移籍した。
川崎Fでは公式戦通算12試合に出場した。5日に行われた明治安田生命J1リーグ最終節FC東京戦では、前半途中に一発退場したチョン・ソンリョンの代わりに緊急登板し、3−2の勝利に貢献。川崎F加入以降、J1リーグでは通算9試合に出場し、8勝1分と無敗を誇った。
丹野は退団に際し、川崎Fのクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。
「今シーズンで川崎フロンターレを離れることになりました。フロンターレに来て3年間、Jリーグのチャンピオンに2回もなれたことは僕自身にとって、とても素晴らしい経験となりました。そして3連覇を達成できなかったことも、これもまた大きな経験です」
「素晴らしい選手、スタッフがいて、愛のあるサポーターがいるこのチームで3年間を過ごせたことは本当に幸せで、皆さんには感謝しかないです。チームを離れるのはとても残念で悔しいですが、また新たな場所で成長して活躍できるように頑張ります」
「3年間、コロナ禍が続きましたが、最後に等々力の大声援の中でプレーできて最高でした! 川崎フロンターレのさらなる成長と飛躍を信じ、応援しています。また、対戦相手として等々力に帰って来られるように頑張ります! 3年間本当にありがとうございました!」