再び炸裂した“グデリ砲”! セビージャMF、ダービーでのゴラッソに言及「打った瞬間…」

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2022年11月07日 11:14  サッカーキング

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“グデリ砲”が炸裂 [写真]=Getty Images
 セビージャのセルビア代表MFネマニャ・グデリが、6日に行われたラ・リーガ第13節ベティス戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 ラ・リーガ第12節終了時点で勝ち点10の18位に沈むセビージャは、第13節で3位のベティスと対戦した。情熱の街セビリアを“赤”と“緑”が二分する“エル・グラン・デルビ”に臨んだセビージャは、敵地『ベニート・ビジャマリン』に集まったベティコの後押しを受けるベティスの前に守勢に立たされると、オウンゴールで先制点を許してしまう。しかし後半、攻勢を強めたセビージャは、MFネマニャ・グデリが弾丸ミドルを突き刺して同点とする。試合はこのまま1−1で終了し、敵地での“ダービー”で勝ち点を持ち帰ることに成功した。

 両チーム合わせてレッドカード3枚(セビージャ1、ベティス2)が提示されるなど、まさに“情熱の街”を体現するような熱く、激しい一戦となった同試合。数的不利な状況から一変して、数的優位な状況に立ち、最後まで相手ゴールを脅かし続けたチームについて、グデリは「前半は退場者が出るまで、うまくコントロールできていたね。後半は1人多くなったことで優位に立てたけど、勝ちきれなかったのは悔しい」と悔恨。それでも「今日は自分たちのやりたいゲームを見せられたと思う。攻撃の厚み、相手へのプレッシャー、ゲームを支配すること。僕たちは上への道を歩んでいるのだから、このまま続けていきたい」と手応えは感じているようだ。

 攻守で存在感を放ったグデリは、自身のゴラッソにも言及。第9節マジョルカ戦を彷彿とさせる“グデリ砲”について同選手は「打ったときに、うまくいっているかどうかが実感できることが多いんだ。今日のは打った瞬間、ゴールにしっかり入ると確信した」と告白。その一方で、後半アディショナルタイムに逆転ゴールのチャンスが訪れたものの、活かせなかったことについては「(攻撃の形として)とても良かったから、僕はもっとゴールの隅に打つべきだった。何よりも自分自身に腹が立っている」とシュートコースが甘かったことを強調している。

 ホルヘ・サンパオリ新体制以降も、いまいち波に乗り切れないセビージャだが、“エル・グラン・デルビ”で得た手応えをこの先の戦いにつなげることはできるのだろうか。セビージャの次戦は9日、ラ・リーガ第14節でレアル・ソシエダと対戦する。

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