平岡翼が26歳で現役引退「キャリアを見つめ直す中でこのような決断に至りました」…昨季は今治でプレー

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2022年11月08日 13:12  サッカーキング

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平岡翼が26歳で現役引退を決断(画像は昨シーズン) [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
 FC今治は8日、2021シーズンまで同クラブに在籍していたMF平岡翼の2022シーズン限りでの現役引退を発表した。

 奈良県出身で現在26歳の平岡は、2014年に作陽高校からFC東京に入団しプロキャリアをスタートさせた。なかなか出場機会を得ることが出来ず、同クラブに在籍した5年間でトップチームでの出場はわずか2試合にとどまった。2019年には栃木SCに加入。加入初年度となった2019シーズンは公式戦通算16試合に出場し1ゴールを記録したものの、2年目は公式戦2試合の出場に終わった。

 2021年に今治に加入し、昨シーズンは公式戦8試合に出場したものの、わずか1年で同クラブを退団。その後は無所属の状態が続いていた。

 今季限りでの現役引退を決断した平岡は、今治のクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「まず報告の機会を作っていただいたFC今治に感謝申し上げます」

「この度、現役を引退することを決断しました。両膝の状態、キャリアを見つめ直す中でこのような決断に至りました。8年間のプロ生活を振り返ると決して満足いくものではありませんでしたがそんな中でも本当にたくさんの方々に支えていただき、応援していただけたことで幸せな時間を過ごすことができました」

「FC東京に始まり、栃木SC、FC今治という熱く温かい素晴らしいチームでプレーできたことを誇りに思います。そして家族をはじめ、指導者の方々、チームメイト、メディカルスタッフ、サポーターの皆様の支えのおかげで大怪我など、どんな苦しいことがあっても乗り越えることができました。本当にありがとうございました!」

「僕は勝利後にスタジアムがひとつとなって喜びを噛み締める時間が大好きでした。あの光景は一生忘れません」

「そしてプロになるまでお世話になったポルベニルカシハラ、作陽高校ではサッカー以外にもたくさんのことを学ばせていただきました。本当にありがとうございました!」

「最後になりますが、皆さまに出会えたこと、同じ目標に向かって死に物狂いで戦えたことは僕自身の財産です。ひとまずサッカー界から離れることになりますが絶対スタジアムに応援しに行くので気軽にお声を掛けていただけたら嬉しいです!」

「引き続き平岡翼をよろしくお願いします!!」

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