1966年創業の京都の女性用下着メーカーのエレーヌから、多様な体型を想定したインナーウェアブランド「オパール(alper)」がデビューした。「なりたい自分になるために、制限なんていらない」「見せたい自分、なりたい自分に近づける」をブランドコンセプトに、トランスジェンダー女性やトランスジェンダー男性にも対応する下着を開発・提案していく。
同社はインナー開発を通じて、さまざまなコンプレックスや生きづらさと向き合ってきた過程でトランスジェンダー女性の悩みを知ったことから、新ブランドでトランスジェンダーが抱える課題の解決を目指す。
今回発売する「オパリオス(Alperios)」コレクションでは、骨格の大きさに自然にフィットし、柔らかなまるみをかなえるブラジャーや、華奢に見えるシルエットに仕上げたショーツをラインナップ。ブラジャーは「骨格が合わない」「カップ上辺が浮いてしまう」などの悩みを解消できる設計に仕上げたという。
今後は、胸を押さえるハーフトップやタンクトップ、ボクサータイプのサニタリーアイテムなどが揃う「ブラックオパール(Black Alper)」コレクションと、ジェンダーレスなインナーシリーズとニュートラルなデザインアイテムを展開する「ジェリーオパール(JellyAlper)」コレクションの販売を予定している。
■alper:公式サイト
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