ヤクルト塩見が侍4連勝に導く活躍「自分の持ち味は出せたのかな」

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2022年11月11日 07:24  ベースボールキング

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8日の豪州戦、2回に先制打を放った侍ジャパン・塩見泰隆
【侍ジャパンシリーズ2022】
● オーストラリア 0 − 9 侍ジャパン ○
<11月10日 札幌ドーム>

 侍ジャパンの塩見泰隆選手(ヤクルト)が10日、オーストラリアとの強化試合に「1番・中堅」で先発出場し、決勝打を含む3安打2打点2盗塁の活躍で、チームを4連勝に導いた。

 初回の第1打席は得点にはつながらなかったものの内野安打で出塁し、一死後に二盗を成功。2回二死満塁のチャンスで迎えた第2打席に中前2点適時打を放ち、これが先制決勝打となった。

 フル出場したリードオフマンは、6回の第4打席でも左安打を放ち、この試合2つ目の盗塁を決め得点圏へ。周東佑京の犠飛でチーム5点目のホームに生還した。

 東京と札幌で合計4試合が開催された『侍ジャパンシリーズ2022』では3試合に出場し、9打数4安打の打率.444、1本塁打、3打点、2盗塁と結果でもアピールに成功。「初めてジャパンのユニフォームを着て緊張したんですけど、自分の持ち味は出せたのかなと思います」と今シリーズを振り返った。

 これまでにもオールスター、日本シリーズなど大舞台は経験してきたが、「シーズンとは違った緊張感と固さがあったと思う。そのなかでもある程度できたのは自分の自信になりました」とコメントした。

 新生・栗山ジャパンの一員として4試合を戦い抜いたことで“日の丸の重み”も再確認。「世界相手に自分がどれだけ通用するのか興味があります。本戦に呼ばれたら自分の力を出したい」と、来春3月のWBCへ向けて意気込みを口にした。

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