シュートへの美学? クロース、インステップキックでのゴラッソに「インサイドで打てなかった」
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2022年11月11日 12:08 サッカーキング
レアル・マドリードの元ドイツ代表MFトニ・クロースが、10日に行われたラ・リーガ第14節カディス戦を振り返った。同日、クラブ公式サイトが伝えている。
ラ・リーガ第13節終了時点で2位のレアル・マドリードは、第14節で降格圏に沈むカディスと対戦した。すでに今節、首位に立つバルセロナが勝利したため、これ以上勝ち点差を広げられたくないレアル・マドリードは、DFエデル・ミリトンとMFトニ・クロースのゴールで、2−1でカディスを下す。この結果、バルセロナとの勝ち点差は「2」のまま、FIFAワールドカップカタール2022の中断期間へと突入した。
まずクロースは、右足のインステップキックで決めたゴラッソについて言及。自身の代名詞『コントロールシュート』とはかけ離れた、強烈な一撃について、同選手は「ボールが飛んでくるのを見て、インサイドでシュートは打てないと判断した。でも、ゴールでチームを助けることができたから、満足している」と振り返りつつ、「最後の10分を除けば、好パフォーマンスを見せることができたはずだ。チャンスは何度も作ったけど、最後に不要な失点をして、少し苦しむ思いをした。それでもいい試合だったし、勝利に値する」と反省点として試合終盤の失点を挙げた。
ラ・リーガ2位、チャンピオンズリーグ・グループステージ首位突破を飾り、カタールW杯の中断期間に突入したレアル・マドリード。来年1月にはスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スーパー杯)なども控えているが、クロースは「今年はうまくいっているけど、それでもまだ序章に過ぎない。来年も勝ち取るべきものがたくさんあり、そのために戦っていくことになる」と邁進。続けて「どの大会も優勝するのは難しい。スペインスーパーカップ、クラブワールドカップ、チャンピオンズリーグ、ラ・リーガ、コパ・デル・レイとね。試合数は多いし、そのための準備も必要だ」とこの先の戦いを見据えている。
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