C・ロナウドが衝撃の告白「クラブに裏切られた気分。テン・ハフのことはリスペクトしていない」

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2022年11月14日 09:54  サッカーキング

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マンチェスター・Uに所属するC・ロナウド [写真]=Getty Images
 マンチェスター・Uに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、イギリス紙『ザ・サン』の独占インタビューに応じ、クラブやエリック・テン・ハフ監督らとの関係性について自ら打ち明けた。

 プロキャリア、そしてプライベートでも、現在が「人生で最も難しい時間だ」と明かしたC・ロナウド。クラブ内での現在の立場について、「クラブから追い出そうとされているのか?」と問われた37歳は、「そうだ。監督だけではなく、クラブ内のその周辺にいる2〜3人からね」とし、「僕は裏切られた気分だ。そして一部の人々は、今年だけじゃなく去年から、僕がここにいて欲しくないと思っているみたいだ」と明かした。

 マンチェスター・Uへの復帰後、3人の監督のもとでプレーしたポルトガルのスターは、復帰後すぐに解任されたオーレ・グンナー・スールシャール氏からはリスペクトを感じていたとしつつ、その後に就任したラルフ・ラングニック氏と現指揮官のテン・ハフ監督については批判を繰り広げた。

 まず、約10年ほど監督の立場から離れていたなかで就任したラングニック氏については、「監督ですらなかった人間が、どうしたらマンチェスター・ユナイテッドのボスになってしまうんだ? 彼のことは耳にしたことすらなかったよ」と口に。続いてテン・ハフ監督については、「彼のことはリスペクトしていないよ。なぜなら彼が僕に対するリスペクトを見せないからね。僕に対してリスペクトを持たない人のことは、僕もけっしてリスペクトするつもりはないよ」と語った。

 さらに話はかつてのチームメイトである元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏に及ぶと、C・ロナウドは「なぜ彼が僕のことをあれほど批判するのか分からない…。おそらく、彼はもうキャリアを終えて、まだ僕は高いレベルでプレーを続けているからかもね」と、自身に対し批判を展開した元同僚にチクリ。さらには含み笑いを見せつつ、「僕の方が彼よりも見た目が良いことは言わないでおこうと思うよ。本当のことだからね」と付け加えた。

 続けてC・ロナウドは、黄金期のマンチェスター・Uを指揮し、自身の成長を支えたサー・アレックス・ファーガソン氏にも言及。昨年マンチェスター・Cへの加入が近づいた際のことを振り返り、「彼は僕に『マンチェスター・Cに行くことはあり得ない』と言った。だから僕は『OK、ボス』と言ったんだ」と、古巣マンチェスター・Uへの復帰を決めた経緯を語った。しかし復帰後の心境については、レアル・マドリードへ移籍前の時代と比べて「進歩は何もなかった」とし、「サー・アレックスが去った後、クラブに進歩はまったく見られなかった。何も変わっていなかったんだ」と失望していたことを打ち明けた。

 そして、「ファンは真実を知っているべきだと思う」として現在のクラブの現実を語り始めると、「僕はクラブのために最高の結果を手にしたいんだ。これがマンチェスター・Uに帰ってきた理由だからね」として上で、「だが内側には、トップレベルに辿り着けないいくつかの要素があるんだ。シティやリヴァプール、そして今はアーセナルまでもがいるようなレベルにね。この次元のクラブはトップ3にはいるべきだと思うけど、残念ながらマンチェスター・Uはそこにはいない」と口にした。

 新政権下で行われる改革に関しては、「ピカソが言ったように、何かを破壊して作り直す必要はある(ピカソの言葉は『創造の前に破壊あり』)し、それをまず僕のところから始めたのなら、僕は問題ない」としつつ、「僕はマンチェスター・Uを、ファンを愛しているし、彼らはいつも僕を支持してくれる。ただ彼らがそれを違ったものにしたいのなら…彼らは多くの、多くのものを変えないといけないね」とクラブに対して忠告の言葉を添えた。

 ワールドカップ中断期間を前に、衝撃的な告白を行ったC・ロナウド。13日のフルアム戦はベンチ外となっており、テン・ハフ監督との信頼関係はすでに崩壊しているものと考えられ、W杯後にはその去就が大きな注目を集めることとなりそうだ。

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  • ならば、日本にきんしゃい(笑) コンサドーレで日本一を目指そう!(笑)
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