FC今治とアシックスが取り組む“ランニングを通じたコミュニティ創り”に迫る

1

2022年11月16日 17:02  サッカーキング

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

写真
 2022明治安田生命J3リーグで上位争いを演じているFC今治。ユニフォームサプライヤーが新たにアシックスとなり、両社はスポーツを通した地域活性化や、健康・教育・環境に寄与する取り組みに着手している。

 株式会社今治. 夢スポーツ 代表取締役会長の岡田武史氏は、アシックスとの契約締結時に「ただ、単にユニフォームのサプライヤーとしてだけのお付き合いとは思っていません。両社の企業理念に共通する、スポーツ、健康をキーワードにした、すべての人が幸せを感じられる新しいコミュニティ創りで協業させていただければと考えています」とコメントしており、その活動の一環として11月12日にしまなみアースランドでランニングセミナーが開催された。

 今回は「ランニングにご興味がある方や始めようと思っている方、または始めた方やランニングの基本を学んでみたい方」を対象に老若男女15名が参加した。メインイベントであるランニングはもちろんのこと、自宅でも簡単にできる筋トレやランニングシューズの選び方から靴紐の結び方まで内容は多岐に渡り、あっという間の3時間となった。講師を務めたアシックスランニングナビゲーターの森川優氏は「選手たちはこういった準備運動をする」など具体例を挙げながら実践し、参加した今治のファン・サポーターからは「たしかにウォーミングアップでよく見る動き!」などの声も聞こえてきた。

セミナーの根底にあるのは“ランニングを通じたコミュニティ創り”。「アシックス=ランニングというイメージがあるので、ランニングを伝える良い機会(アシックスジャパン マーケティング統括部 山田裕也さん)」と6月に初回を開催するも、当日は悪天候により室内での開催となった。「1回目も盛り上がっていましたが、実際に外を走るのは全然違うと思いますし、満足感も変わると思う」と話してくれたのはFC今治でパートナーシップグループを担当する迫田和佳子さん。「走り終わった時に参加者の皆さんが自然に『ナイスラン!』と声を掛け合っていたのが良かったです。改善を続けて、今後につながるより良いイベントにしていけたら」と意気込んだ。

 来年1月末にはFC今治が運営する新本拠地『里山スタジアム』が完成する。FC今治の飛田隆之さんは「試合開催日以外の日で何をするのか。様々な人たちと連携していかないとうまくいかないと思います。1年間を通して賑わいを生み出すことがテーマなので、アシックスさんとの取り組みは大きなベースになっていく」とコメント。アシックスの山田さんは「今後も定期的にやっていきましょうというお話しはしています。里山スタジアムが完成したら、ランニングコースを設定したい」と展望を語ってくれた。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定