10歳〜24歳のZ世代の男女が選ぶ「好きなジブリ男子キャラクターTOP10」が、日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」より発表された。「Simeji」ユーザーへアプリ上でアンケート調査を行い、そのデータをランキング化したもので、1位は『千と千尋の神隠し』のハク、2位は『ハウルの動く城』のハウル、3位は『となりのトトロ』のカンタとなった。
1位のハクは、2001年に公開されてから今もなお、日本映画の歴代興収ランキング2位に位置するほどの人気を誇るジブリ作品『千と千尋の神隠し』に登場する男子キャラクターだ。
「クールで知的な感じがいい」「あの髪型が会うイケメンはいないw」「行動全てがザ・イケメンって感じする」「千尋を優しく見守ってくれているのが素敵」「おにぎり作ってくれる優しさに感動!」「中性的な見た目」「龍と人間とのギャップ萌え」などの声が上がり、堂々の1位に輝いた。
時に優しく、時に厳しいミステリアスさを含んだハクだが、主人公の千尋がピンチの時には優しく励まし、守ってくれる。その包容力のある姿に心ときめいたZ世代が多かったようすだ。また、千尋をかくまうシーンでは元祖“壁ドン”ともいえる行動をとっており、胸キュン要素の多い作品でもあるのかもしれない。
2位のハウルは、『ハウルの動く城』に登場する優秀な魔法使いの男子キャラクターだ。中世的な顔立ちのザ・イケメン美男子で、声優は木村拓哉が担当した。心地の良い低音で、優しく包み込んでくれるようなイケメンボイスがかっこよさをより引き立てる。「優しくて紳士でかっこいい惚れる」「主人公に寄り添ってなにかあるとすかさず助けに来る姿がカッコイイ」「金髪の背が高い人は神」「性格イケメン」「ビジュアルがいい!!!!!最高!!!!!」「全てが美しい」「イケメン過ぎる」などの声が集まった。
性格には少々臆病でヘタレな部分があるものの、ヒロインのソフィーのために一生懸命に頑張ってくれる。そんな姿に誠実さや愛らしさを感じ、彼にハマってしまうZ世代が続出しているようだ。
3位のカンタは、1988年に公開された『となりのトトロ』に登場する、主人公サツキのクラスメイトの男子キャラクターだ。彼の印象的なシーンといえば、突然の大雨に見舞われてしまい、困って雨宿りしているサツキに、1本しかない傘を仏頂面な顔で「んっ!んっ!」と押し付けるように置いて、無言で立ち去るシーンだろう。まるで少女マンガのような胸キュンシーンだが、素直になれないだけで、本当はとても思いやりのある優しい少年であることが伝わってくる。
「ちょっとぶきっちょなところがかわいい」「実は優しい」「なんか反抗期っぽくてかわいい」「ん!!って傘渡すとこイケメンすぎて惚れる」「可愛いじゃん!!ちょっとふざけたとこあって面白いし」「ツンデレが好き」などの声が寄せられていた。
以下、4位には『猫の恩返し』のバロン、5位には『もののけ姫』のアシタカがランクインしている。トップ10には『天空の城ラピュタ』のパズー、『耳をすませば』の天沢聖司、『崖の上のポニョ』の宗介、『天空の城ラピュタ』のムスカ、『借りぐらしのアリエッティ』の翔も名を連ねた。
「好きなジブリ男子キャラクターTOP10」
第1位 ハク/千と千尋の神隠し
第2位 ハウル/ハウルの動く城
第3位 カンタ/となりのトトロ
第4位 バロン/猫の恩返し
第5位 アシタカ/もののけ姫
第6位 パズー/天空の城ラピュタ
第7位 天沢聖司/耳をすませば
第8位 宗介/崖の上のポニョ
第9位 ムスカ/天空の城ラピュタ
第10位 翔/借りぐらしのアリエッティ
※集計期間 2022/9/26~2022/10/5
有効回答数 10〜24歳 男女 373人