クリスティアーノ・ロナウド、息子を亡くし「最悪の瞬間」を経験するも英王室の“心遣い”に感謝

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2022年11月22日 12:31  Techinsight Japan

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「息子の死は人生で最悪な瞬間だった」とクリスティアーノ・ロナウド
サッカー界のレジェンドでポルトガル出身のクリスティアーノ・ロナウド(37)が今年4月、生まれたばかりの息子を亡くすという悲劇に見舞われた。深い悲しみのなかでロナウドは英王室から手紙を受け取り、大変驚いたという。所属する英マンチェスター・ユナイテッドFCの試合を欠場するほど心身ともに参ってしまったロナウドにとって、王室の“心遣い”は胸に響いたようだ。

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長男のクリスティアーノ・ロナウド・ジュニアくん(12)を筆頭に、双子のエヴァちゃんとマテオくん(5)、現在の恋人ジョルジーナ・ロドリゲスさんとの間にもうけた愛娘アラーナちゃん(5)がいるクリスティアーノ・ロナウド。

今年4月、ジョルジーナさんと双子の誕生を楽しみにしていたロナウドだが、生まれたのは娘ベラちゃんのみで残念なことに息子のエンジェルくんは亡くなってしまった。

現地時間16日、17日の2日間にわたり放送された英トーク番組『Piers Morgan Uncensored(ピアース・モーガンの無修正)』で、ピアース・モーガンのインタビューに応じたロナウドは、息子を亡くした悲劇について初めて言及し、このように述べた。

「おそらく父が亡くなって以来、私が経験した最悪の瞬間だった。」

息子の死を公表した後、英マンチェスター・ユナイテッドFCに所属するロナウドはサッカーファンから多大な支援を受けたそうで、さらに英王室が思いを伝えてくれたことについても触れた。

「すべてのイギリスのコミュニティの皆さんに感謝しているんだ。本当にありがとう。エリザベス女王の家族からも手紙をもらって、とても驚いたけど感動したよ。」

「彼らはとても親切だった。だからイギリスのコミュニティやイギリス人をとても尊敬しているんだ。人生の中で、あの困難な時期のサポートは素晴らしいものだった。大変だった時に僕や僕の家族を気にかけ、助けてくれた全てのイギリス人コミュニティに感謝します。」

また「最悪の瞬間」を経験したロナウドは、最も傷ついたことの1つとして「なぜ息子を失ったのかが分からなかったことだ」と明かした。

その時の心境をロナウドは「僕達はなぜこんなことになったのか理解できなくて、とても辛い思いをしたよ。人生のあの時期に何が起こっているのか理解するのはとても難しいことだったんだ」と説明している。

ロナウドは4月に息子が悲劇的な死を遂げたことで、マンチェスター・ユナイテッドFCを一時的に離脱することとなった。そんな困難な状況のなか、自身のチーム復帰をサポートしたのはジョルジーナさんだったという。ロナウドはこう語っている。

「サッカーは多くの大会と試合があり、それらはとても速く進んでいて、落ち着いて何が起こっているのかを言う時間さえないんだ。でもかえってそれは良い助けだった。ジョルジーナは、私を安定させるために多くのことで助けてくれたんだ。」


敬虔なカトリック教徒であるロナウドは、エンジェルくんの遺灰について「自宅チャペルの父親の遺灰の隣に置き、一生手元に置いておく」と話している。天国からエンジェルくんと父親はロナウドを見守っていることだろう。



画像3枚目は『Cristiano Ronaldo 2022年4月22日付Instagram「Home sweet home.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)

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