吉田麻也がドイツとの決戦へ決意「自信を持って勇気を出して戦うことが大事」

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2022年11月22日 21:48  サッカーキング

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日本代表を束ねる主将吉田麻也 [写真]=Getty Images
 日本代表のキャプテンを務めるDF吉田麻也が22日、翌23日に行われるFIFAワールドカップカタール2022・グループE第1節ドイツ代表戦の前日会見に臨んだ。

 ドイツ代表との決戦を前に、吉田は「いよいよ始まるなという気持ち。ここまで良い準備ができていますし、全員揃ってトレーニングができているので、あとは明日に向けて、最後の1秒まで良い準備をして、初戦のドイツ戦に全てをぶつけられるように、チーム一丸となって、そして日本一丸となって頑張りたい」と、意気込んだ。

 また、「W杯の舞台で、W杯で優勝したことのあるドイツという強豪に対して自分たちがどれだけやれるのかというのは、興奮と不安と、すごく個人的にはいい状態にいるので、どこまでできるのかやってみたいなと思いますし、もっと言うと、この対戦を機に日本が成長した姿を皆さんにも見せしたいですし、世界に大きなサプライズを起こせたらと思っています」と、言葉に力を込めた。

 日本にとっての初戦という部分に関しては、「どんな大会でも簡単ではない」と述べ、「グループステージを突破するうえでウェイトが大きくなってくると思うので、まずは自分たちで自信を持って勇気を出して戦うことが大事」と主張。初戦の重要性を強調し、「一人ひとりがハードワークをして、チームとしても団結して戦わないといけないですが、そこが日本の良さでもあると確信していますし、チームとしてどれだけ団結してハードワークできるかが鍵になると思います」との見解を示した。

 そして、大会2日目を終え、カタール、イランと、アジア勢が苦戦を強いられている状況については、「アジアの国々にとってはタフなスタートになった」としつつ、「僕たちは日本を代表している立場ですが、同時にアジアを代表する立場でもあります。日本人に限らず、スタジアムに来たたくさんのアジアからのファンの皆さんがサポートしてくれると思います。僕たちは彼らのサポートを必要としていますし、それが僕の願いです」と、日本以外のアジア人からの後押しにも期待を寄せた。

 10日前にはシャルケの一員として、ドイツ代表に多くの選手を輩出するバイエルンと対戦したが、そのことに関しては「実際に戦った経験は、ビデオを見るよりもはるかにいい分析になっている」とし、自身を含めた多くの日本人選手がドイツでプレーしていることから、能力の高さを十分に「理解している」と主張。その上で、「鍵になるのはディフェンス」と語り、「タフな試合になりますが、負けるための試合はしない。サッカーの試合というのは勝たなければいけないもの、勝つべきものであって、負けていい、負けるべき試合はない。僕たちにもチャンスがあると信じています」と、勝利を目指して戦うことを誓った。

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