松本山雅FCは22日、名波浩監督との契約満了を発表した。
現在49歳の名波氏は、現役時代にジュビロ磐田やヴェネツィアなどで活躍。引退後の2014年9月から2019年6月にかけては、磐田のトップチームで監督を務めた。
2021年6月に柴田峡前監督の後任として松本の監督に就任。しかし、低迷するチームを立て直すことはできず、2021シーズンのJ2リーグを最下位で終えてJ3リーグに降格した。今季のJ3リーグでは序盤から昇格争いに絡んだものの、最終的に4位でシーズン終了。1年でのJ2リーグ復帰を逃していた。
退任に際し、名波監督は松本のクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。
「選手・チームを成長させ、目標であるJ2昇格を達成するために、日々全力で挑んで参りましたが、結果が伴わずに申し訳ない気持ちでいっぱいです」
「最後まで私を信じて共に戦ってくれた選手・チームスタッフはもちろん、どんなときにもポジティブに応援してくださったファン・サポーターの皆様。ホームゲームでは運営を支えてくださったチームバモスの皆様。物心共々支えてくださったスポンサー、ホームタウンの皆様をはじめ、関係する全ての方に感謝申し上げます。これだけ多くの方に支えられるクラブは日本でここだけだと思います。私にとっても特別なクラブになりました、松本山雅FCの未来が輝かしいものであることを願っています」