元King & Prince・岩橋玄樹とそのエージェントが週刊誌のターゲットに! 退所を焚きつけたとでも言いたいのか

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2022年11月23日 00:02  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 2016年、妻に対する殺人罪に問われた講談社元編集次長の事件。先日最高裁で二審が破棄され高裁に差し戻しに。殺人ではなく被告の主張する自殺の可能性も捨てきれないとの判断だ。これまでさまざまな疑問が指摘されている“出版関連”事件だけに、今後の審理が注目される。

第627回(11/17〜11/22発売号より)
1位「平野紫耀も幻惑! キンプリを分裂させた『米国人フィクサー』」(「女性セブン」12月1日号)
2位「独占追悼 松原千明さん ハワイで急死『もがき続けた暗闇』」(「女性セブン」12月1日号)
参照「松原千明さん いしだ壱成 継子が忘れられない「ごめんね」の手紙」(「週刊女性」12月6日号)
3位「水谷豊と伊藤蘭 愛娘趣里主演ドラマに送り込んだ『ベッドシーン監視員』」(「女性セブン」12月1日号)
※「女性自身」は合併号休み

 滝沢秀明氏のジャニーズ退社とKing & Princeの分裂騒動。地上波テレビの情報番組はジャニーズ事務所の内幕など、その舞台裏を報じることは決してなかった。一方でジャニーズ御用達&忖度雑誌は、格好のスケープゴートを見つけたらしい。それが昨年3月にキンプリを脱退し、ジャニーズ事務所も退所している岩橋玄樹と、そのエージェントの存在だ。

 岩橋といえば、一足先にキンプリを辞めていたこと、語学が堪能で海外を拠点に活動していること、そのため海外でのルートがある、また3人の脱退に際して、平野紫耀などから相談を受けていたことなどが報じられ、注目されていた。そんな岩橋の存在に対し、しかし「女性セブン」はかなり懐疑的で批判的、そしてネガティブな情報を開陳する。

 例えば、11月11日に岩橋がツイッターアカウントを開設して、キンプリに関する発言をしていることに対して、「ファンの心情を刺激し続ける彼の言動には反発の声もあがり、岩橋くんのSNSをブロックするキンプリのファンも少なくない」と、まるでキンプリに関する発言をするなと言わんばかり。

 またキンプリのインスタアカウントをフォローしたことや、メンバーとの親しさをアピールしたこと、テレビ電話をしたことも「セブン」は気に入らないらしい。さらにキンプリが仕事で鈴鹿サーキットに行った際、岩橋も同所に“押しかけた”と苦々しく表現した。まるで岩橋がキンプリ脱退を焚きつけたとでも言いたいのか? と思ってしまうほど。

 こうした岩橋を批判した後に、満を持したように登場させたのが「米国人フィクサー」X氏だ。X氏は海外に強力なコネを持ち複数の会社を経営、独立後の岩橋をバックアップし、岩橋も全面的信頼を寄せているという。そもそも他報道では“エージエント”という肩書きで紹介されるX氏に、“フィクサー”などと、おどろおどろしい敬称をつけていること自体、恣意的だが、記事でもこのX氏、かなり胡散臭い人物として描かれる。

「かつては元KAT-TUNの赤西仁さん(38才)の遊び仲間」
「赤西さんの現場マネジャーを務めていたこともありますが、後に仲違いして決裂しています」
「山下(智久)さんがハリウッド映画に出演したり、世界的な俳優のウイル・スミスの家族が経営する事務所と契約することができたのもX氏の紹介という触れ込みでした」(以上、X氏の知人のコメント)
「彼が接触したタレントが次々に事務所を辞め。いざこざが絶えないことに多くの芸能関係者が危機感を抱いている」

 そして、平野らジャニーズ退所メンバーたちがX氏に影響されることを懸念するのだ。これまで残留組、特に永瀬廉を持ち上げる一方で、退所組3人を悪者にしようとしてきた“ジャニーズ忖度マスコミ”。しかし、それだけでは飽き足らず、お次は岩橋とそのエージェントという格好のバッシングターゲットを見つけて引っ張り出したというわけか。紅白出演が決まったキンプリだが、今後も同様の構図の報道が続くのだろう。

 衝撃のニュースが飛び込んできた。石田純一の前妻で、タレントのすみれの母である松原千明がハワイで急逝した。しかも今から1カ月以上前の10月8日のことだという。スクープしたのは「女性セブン」。他マスコミがどこもキャッチしていなかった中、「セブン」が報じたことで、他マスコミも大きく報じ、前夫の石田も取材に応じる形となった。立派なスクープである。

 しかも内容は詳細だ。石田との離婚後、娘のすみれを連れ、ハワイに移住した松原だが、その後アメリカ人のパートナーとの間に長男をもうけ結婚するも離婚、ストレスからうつ病を発症し、ここ数年、自殺未遂を繰り返していたという。そして死因もオーバードーズではないかと推察。また母を気にかけていたすみれも、コロナや自らの出産などが重なり、思うように母と会うことがままならなかったことなど、松原に纏わる情報をきちんと網羅していた。さらにハワイに飛び、松原の長男にインタビュー、コメントも掲載している。

 そして記事では、石田と東尾理子夫妻の長男の誕生日にいつも出席していたすみれの姿がなかったことが記されていたが、しかしその後、理子の誕生日には石田ファミリー(東尾修も含め)と笑顔で写真に収まるすみれの姿が。さらに「週刊女性」では、いしだ壱成が追悼取材を受けている。やはり、すごい芸能一家だと改めて感嘆させられた。

 今年、映画・ドラマ界で相次いだ監督など“権力者”による性加害やハラスメント。そんな影響も大きかったはずだ。日本の撮影現場でも「インティマシー・コーディネーター」の存在がクローズアップされつつある。

 インティマシー・コーディネーターとは、映画などでヌードシーンなどの性的描写のある撮影において、役者をサポートする専門スタッフのこと。そして、このインティマシー・コーディネーターを女優の趣里が起用しているのだとか。

 23年の朝ドラ主演が決まった趣里だが、現在放送中の『サワコ〜それは、果てなき復讐』(BS-TBS)では性的描写があり、そのため母・伊藤蘭の希望で、ということらしい。米国などを中心に起用が進んでいるが、日本ではまだまだ少ないインティマシー・コーディネーター。水谷豊、伊藤蘭、趣里という有名芸能一家がこうした専門職を率先して導入する。問題意識を現場に持ち込む。そして、ほかの俳優たちも追随する。有意義で素晴らしいことだと思う。 

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