サッカーW杯で話題のラテ欄縦読み、どう作っている? 阪神・岡田監督も公認のTV局縦読み職人に聞いた

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2022年11月26日 08:10  まいどなニュース

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サッカーW杯日本・ドイツ戦でNHKが出したテレビ欄の縦読み。「ドーハを歓喜の場に」。

 横書きの新聞テレビ欄を縦に読んだ時、隠されたメッセージが浮かび上がる「縦読み」。サッカーW杯の日本・ドイツ戦では、NHKが新聞各紙で「ドーハを歓喜の場に」と縦読みさせて話題となった。プロ野球阪神タイガースを追いかけるサンテレビも長年、阪神戦で縦読みに挑戦しており、中には「めンタいこ▽」「バリカタ大盛」といった謎の単語を載せる日も。何で食べ物やねーん!そもそも縦読みってどうやって作るの? 担当ディレクターの櫻井祐貴さん(35)に聞いた。

【写真】阪神・岡田監督公認の縦読み「そラそうよ▽」

―阪神戦のテレビ欄は誰が考えるんですか。

 中継担当のメインディレクターです。甲子園などは雨が降る場合があって注釈をいれないといけないので、基本的にドームの試合だけです。10字詰め6行の60文字原稿用紙に書いていきます。まず決めるのは左側の言葉(縦)。そこから文章を練ります。あいうえお作文みたいな感じ。ものによっては一瞬で完成しますが、降りてくる日は降りてくるし、ダメな日は全然ダメですね。

―具体的にどんな縦読みを考えましたか。

 初めてやったのは2017年。中継を担当に異動になってから3年目でした。岡田彰布監督が解説をされていた時です。よく口癖で「そらそうよ」と言っているのを知っていたので、縦を「そラそうよ▽」にしたいと思ってやりました。守護神はラファエル・ドリス!は入れたいと思って、うまくいったんですが…。(冒頭の)そう!は無理やりですね。試合当日に岡田監督も見てくれたみたいで、「確かに俺、そらそうよって言ってるわ」と笑ってくれました。監督も公認の縦読みです。

そう!阪神の守護神は
ラファエル・ドリス!
その力強く速い直球で
うまく相手を抑えれば
よろこびの時が訪れる
▽岡田元監督徹底解説

今年は、開幕に連敗した時期に当たりました。次の試合こそは勝ってほしいと思いを込めて、縦は「応援し続ける」にしました。文章のトーンも真面目に。いつも、ファンの方に刺さるようなものが作ればと思っています。

応えたいのに…投手を
援護できない。失点も
したくないのに試練が
続くと弱気になる。だ
けどまだ序盤!反撃す
るで!頑張ろう阪神!

―サンテレビでは食べ物がたびたび登場します。「エビフライ」や「みそカツどん」を見たことがあります…!

 縦読みの職人と言われている上司の作品です。対戦相手が中日だったので、そうしたみたいです。僕も系譜を継ぎたいとは思っていて…。ソフトバンク戦だったら、拠点の福岡にちなんで「めンタいこ▽」「バリカタ大盛」と入れたことはあります。「めンタいこ▽」の「ン」は始まる言葉があまりないので、セントラルリーグの2文字目を持ってきたり。テレビ欄は数日前までに仕上げないといけないので、予告先発も分かりません。なので、ざっくりした感じにはなります。

―NHKの「縦読み」は見ましたか。

 すごかったですね。羨ましい気持ちもあります。うちは最高6文字の縦読みですが、NHKさんは今回、9文字だったので。文字数もいっぱいあって、できることが多いなって。ドーハの「ー」を「1」にしていたのは秀逸ですね。いつか忘れた頃にパクらせてもらおうかなと思います。でも、日本代表を応援したいっていう思いが、縦読みからすごく伝わってきました。

 あす27日、日本はコスタリカに挑む。どんな縦読みが用意されるのか…!

(まいどなニュース・山脇 未菜美)

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