近鉄奈良駅に副駅名「奈良公園前」を設定、駅名標に鹿のイラストも

近畿日本鉄道は、近鉄奈良駅に副駅名「奈良公園前」を12月3日から設定すると発表した。奈良公園が近鉄奈良駅の徒歩圏内にあり、奈良公園の訪問に至便な駅であることを広く知ってもらうため、設定するとのこと。


近鉄奈良線の終着駅である近鉄奈良駅は、2021年11月の交通調査で1日あたりの乗降人員が4万2,810人(平日)となり、奈良県内において学園前駅に次いで利用者の多い駅となっている。副駅名の設定に合わせ、駅名標などに「近鉄奈良(奈良公園前)」と表記。ひらがなの表記は「きんてつなら(ならこうえんまえ)」、英語の表記は「Kintetsu-Nara(Nara Park)」となる。



副駅名の設定後、ホームおよびコンコースの駅名標に鹿のイラストをあしらい、奈良公園のイメージが伝わりやすいようにするという。（木下健児）