不二家『カントリーマアム』内容量減少で2040年消滅!? “ステルス値上げ”の真相を『柿の種』の亀田製菓と『ポテトチップス』のカルビーが正式回

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2022年11月27日 07:10  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

カントリーマアム(不二家の公式HPより)

《なんかポテチ少なくなった?》
《カントリーマアムってこんな大きさだったっけ?》

 価格はそのままで、内容量が減っているという“ステルス値上げ”が話題になっている。例えば、ロッテの『コアラのマーチ』は1個100円の値段はそのままで、今年7月5日発売分から50グラムが48グラムに減り、雪印メグミルクの『スライスチーズ(7枚入り)』も値段380円は変わらずに今年9月から126グラムが112グラムに変更となるなど、幅広く行われている。

“2040年カントリーマアム問題”とは

 単純な値上げとは違い、購入時に支払う金額は同じため気が付きにくい。SNSでは《ステルス値上げは詐欺に近い》《ステルス値上げするなら堂々と値上げしてほしい》といった批判の声も挙がっている。では、実態はどうなっているのか。代表的なお菓子の3商品に絞って各社に話を聞いた。

 まずは、株式会社不二家の『カントリーマアム』。いくつもの商品がある中、バニラ味とココア味が入っているお徳用の大袋タイプは‘92年の発売当初は28枚入りで1枚当たり11.5グラムだった。

 その後、価格こそ500円と変わらないが、‘96年には30枚入りで1枚10.5グラムに変更されたものの‘07年から枚数減少を重ね、ついには‘14年に1枚10グラムで20枚入りとなった。このままのペースで減少していくと‘40年にカントリーマアムは消滅してしまうのではないかとSNS上で噂となり、“2040年カントリーマアム問題”と一部で心配の声が上がっている。(ちなみに現在は19枚入りでオープンプライス)

 内容量が変更された理由について不二家に確認したところ、

「原材料高騰などに対応した場合もあれば、大袋タイプのお徳用商品のため、政策的に増減をしている場合もございます」

 との回答だった。“2040年カントリーマアム問題”についても聞いてみたが……

3分の1も容量減少したポテチ

「今後も消費者の皆様に喜んでいただける商品をご提供し続けられるよう、精一杯取り組んでまいります」

 という返答だった。

 続いて、亀田製菓株式会社の『亀田の柿の種』。‘77年の6分包発売当初は300グラムで販売されていたものが、だんだんと減っていき、現在では190グラムとなってしまっている。(‘16年に210グラムから200グラムになったタイミングで出荷価格を値上げ)

 内容量の減少について亀田製菓に確認したところ、

「原材料価格の高騰やエネルギーコストの上昇に対し企業努力を重ねてまいりました。しかしながら、近時の原油価格高騰や世界的な穀物需給のひっ迫により、各種原材料やエネルギーコスト、物流費などが大幅に上昇しており、もはや企業努力の範囲内では吸収できない状況から、引き続き高品質で安全・安心な製品をご提供するため、出荷価格の改定および内容量の変更を実施することといたしました」

 と回答。長い歴史を持つ米菓も近年の世界情勢には勝てなかった。

 最後はカルビー株式会社の『ポテトチップス うすしお味』。レギュラーサイズは、販売当初90グラム100円で売られていたが、現在では60グラムと30グラムも減少してしまっている。(今年9月から10〜20パーセントの値上げ)内容量変更の変遷について、カルビーに問い合わせをしたところ

「過去の改訂の内容によって商品政策が異なります」

 との回答だった。非難されることの多いステルス値上げだが、近年の原材料高騰などを考えると、品質を下げずに以前と変わらぬ値段で提供するという企業努力の表れとも言えるのではなかろうか。

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