FC東京は27日、サガン鳥栖からMF小泉慶が完全移籍加入することを発表した。また同日、MF安部柊斗との2023シーズンの契約に合意したことも発表している。
1995年4月19日生まれの小泉は現在27歳。2014年にアルビレックス新潟でプロキャリアをスタートさせた小泉はその後、柏レイソルと鹿島アントラーズでのプレーを経て、2021年夏にサガン鳥栖に加入した。中盤の要として攻守に貢献した同選手は、2022シーズンの明治安田生命J1リーグ30試合に出場し1得点を記録している。
まず小泉はサガン鳥栖退団に際し、クラブ公式サイトで感謝の思いを残している。
「1年半という短い間ですがサガン鳥栖でプレー出来た事、最高の出会いが沢山あった事、感謝の気持ちしかありません。ただ個人的にサッカー選手としてはもう若くありません。もう一度自分が知らない所へ行き挑戦したいと思いました。そう思わせてくれたのはサガン鳥栖でプレー出来たからこそだと思ってます。また必ず会いましょう。1年半ありがとうございました」
また小泉はFC東京加入内定に際し、クラブ公式サイトで意気込みを示している。
「サガン鳥栖から加入することになりました小泉慶です。FC東京がタイトルを獲得するために、勝つことだけを考えてプレーします。応援よろしくお願いします」
1997年12月5日生まれの安部は現在24歳。明治大学在学中の2019年に、特別指定選手としてFC東京でプロデビューを果たすと、翌2020年に正式に同クラブに入団した。豊富な運動量を武器に中盤を支え、FC東京の主力選手へと成長。2022シーズンはJ1リーグ30試合に出場4得点を記録している。
安部はFC東京との契約延長に際し、クラブ公式サイトで決意に満ちたコメントを残している。
「2023シーズンもFC東京でプレーさせていただくことになりました。自分自身勝負の1年だと思っています。どんな時もブレずにやり続け、チームを勝たせられるような選手になります。2023シーズンも応援よろしくお願いします」