『鎌倉殿の13人』源実朝暗殺 “公暁”寛一郎、実朝は「手を取り合える仲だったかも」

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2022年11月27日 21:10  ドワンゴジェイピーnews

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小栗旬が主演の大河ドラマ『鎌倉殿の13人の』第45回「八幡宮の階段」が27日、放送された。(以下第45回ネタバレあり)





前回の流れとサブタイトルからも明らかな通り、実朝(柿澤勇人)が暗殺された。前回、義時(小栗旬)から太刀持ちの役割を強奪した源仲章(生田斗真)は、義時と間違われて公暁(寛一郎)に斬られ、断末魔を残して果てる。それを見た実朝は一瞬、泰時(坂口健太郎)から持たされた小刀を握るが、すべてを悟ったように、手から落として公暁にうなずく。それを受けて実朝を斬った公暁はある場所に駆け込むが、暗殺者に平穏は訪れず、命を落とすことになった。本日、第45回のキーパーソンとなった実朝を演じた柿澤勇人と公暁を演じた寛一郎よりコメントが到着した。




柿澤勇人コメント

■源実朝の最期を演じて

実朝は今まで鎌倉殿・三代将軍として生きてきて、大変なことがいっぱいありつつも、一生懸命、果敢に取り組んで政にもちゃんと向き合ってきました。うまくいかなかったりとか、悩んでいたり、苦しんでいたりしたものも、最期にはある意味、すべてを受け入れて。政以外にもおばば(歩き巫女/大竹しのぶ)に言われていたこととか、そういったものがあの一瞬のうちに一気に走馬灯のように頭の中を駆け巡り、すべてを理解したというか。「これで天に行けるんだ」じゃないけど、「父(頼朝/大泉洋)や兄(頼家/金子大地)のところに行けるんだ」みたいな思いはありましたね。


■実朝の人生

生まれた環境や時代がもし違っていたら、ものすごくいい将軍だったと思うし、将軍であること以前に、ものすごくピュアでまっすぐないい人で。現代にも通じると思うんですけど、「こういう人が本当に生きていたらいいな」と思うような心の持ち主だったのかなと思います。ただ、残念なことにこの鎌倉の時代に生まれてきて、環境がたまたまそういった激動の陰惨な環境だったりもするので、そこがやっぱり悲劇というか、とてもかわいそうな人生だったなと思いますね。ただ一方で、僕はやっぱり役者なので、芝居をやっていて苦しいとかしんどいなというのはかなり多かったし、実際、撮影を経ていくとだんだん顔がやつれていって、体重も落ちていきましたね。それは自分でも如実に分かっていて、でもそれは役者としては本当にありがたいことで、すごく矛盾しているかもしれないですけど、その実朝の苦悩みたいなものが、役者としてはすごく幸運なことだったというのは、最期のシーンを経て思いました。



寛一郎コメント

■源実朝を討つシーン

彼のすがりどころとしては、もう実朝を殺す、というところなんです。北条義時も標的ではありますけど。とにかく実朝を殺せばなんとかなるんじゃないかと、自分が生きるために殺さなければならないと。でも第44回で公暁は実朝との共鳴というか、会話、対話をしてみて、最後に「だまされるものか」と言うんですけど、それはもう彼がずっと生きてきた中で芽生えた猜疑心というか、自分が生き抜くためにはだまされてはいけない、という猜疑心からも、本来だったら手を取り合える仲だったかもしれないけど、やはり殺すという決断をして。

大階段のシーンは本来、最初に義時を殺して次に実朝を殺すという献立でしたけど、思いもよらぬ仲章という、よくわからないやつを殺してしまい、そのパニックもあるんですけど、最終ゴールは実朝、という公暁なりのプランがあったので、最後に実朝を殺しました。でも恨んでいた相手が本当はいいやつだったって、結構きついじゃないですか、殺す側にとっては。それはうすうす、公暁もわかっていたはずなんですよ、「こいつが別に悪いわけじゃない」と。実朝にもそう言っていますし。でも殺さなければいけない、自分が生きるために。だから実朝が最後、自分の小刀を捨ててうなずいたときは結構苦しかったですし、斬ったあとに「父の敵をとった」という名目のもとやっていましたけど、やっぱり気持ちは晴れないんですよね。というより、彼の呪いが解けていくというか、やっと自分の犯したことの重大さに気づいていく、というつもりでやっていました。



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