年収450万円の人が将来もらえる年金額は?

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2022年11月27日 21:21  All About

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年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。今回は年収450万円の人は、将来、年金をいくらもらえるのかについてです。
老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。

今回は年収450万円の人は、将来、年金をいくらもらえるのかについてです。

Q:年収450万円の人が将来もらえる年金額は?

「年収450万円の会社員は、将来、だいたい、年金をいくらもらえますか?」(会社員・20代)

A:65歳から、年間176万4300円の年金を受け取れます

厚生年金の加入期間がある人は、原則65歳になると老齢基礎年金に上乗せして老齢厚生年金を受け取ることができます。相談者のような年収450万円の会社員の人は、厚生年金の加入者になります。

今回は、相談者を2022年(令和4年)現在22歳、2000年(平成12年)生まれの方とし、22歳から60歳まで(38年間)、年収450万円(ボーナス込み、平均標準報酬額37万5000円)で、38年(456カ月)間、厚生年金に加入した場合で計算してみたいと思います。

また、相談者は20歳から厚生年金に加入するまでの期間は国民年金に加入しており、未納期間・免除期間がないこととします。この場合、老齢基礎年金は満額の77万7800円(令和4年度)が受け取れます。

老齢厚生年金の受給額を計算するには、平成15年(2003年)3月までと平成15年4月以降では、計算式が違います。相談者は2022年(令和4年)から厚生年金加入となりますので、以下の平成15年4月以降の老齢厚生年金(報酬比例部分)の計算式を用います。

平均標準報酬額×5.769/1000×平成15年4月以降の厚生年金加入期間(※)

※従前額保障での計算方法。スライド率等については省略。乗率は、昭和21年4月2日以降生まれに適用されるものを使います。平均標準報酬額とは、各月の標準報酬月額と標準賞与額の総額のことです。

それでは、相談者の年金額を計算してみます。

【1】老齢厚生年金の報酬比例部分:37万5000円×5.769/1000×456カ月≒年間98万6500円
【2】老齢基礎年金:年間77万7800円
【3】【1】老齢厚生年金98万6500円+【2】老齢基礎年金77万7800円=年間176万4300円

したがって、38年間、ずっと年収450万円の人は、65歳からおよそ年額176万4300円(月額14万7025円)の年金を受け取ることができます。

また、令和4年現在、厚生年金の加入期間が20年以上あると、要件を満たす配偶者がいる場合に配偶者加給年金額が上乗せしてもらえることになります。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)

都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
(文:All About 編集部)

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