初のW杯出場は苦い結果に…伊藤洋輝「結果が出なければ何も意味がない」

　日本代表は27日、FIFAワールドカップカタール2022のグループE第2節でコスタリカ代表と対戦。終盤の失点で0−1と敗れ、1勝1敗とした。

　後半開始から投入され、3バックの左センターバックの位置に入った伊藤洋輝は試合後、「まずは自分たちのゲームをしっかり反省して、このゲームが無駄にならないようにやっていきたいです」とコメント。前半途中からウォーミングアップのペースを上げていたが、「ボールを持てているとは感じたので、5−4−1で引かれた相手にどう自分が前進していけるかはイメージしていました」と振り返った。

　終盤の失点シーンでは吉田麻也にヘディングでパスを渡したところからミスにつながり、ケイシェル・フラーに最後は決められた。「麻也くんにつないだ形になりましたけど、ゴール前のリスク、大きくクリアするか、多少リスクを負ってでもつなぐのかはチームで話し合っていきたい部分」としている。

　自身にとっては初となるワールドカップのピッチに立ったが、「結果が求められる世界なので、結果が出なければ何も意味がないというのは個人的にはずっと思って来たことです。なんとかベスト16、グループ突破に向けてやっていきたいです」と話している。