J.フロントのカード会社が個人情報を誤送信 190万人超が対象

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2022年11月28日 16:02  Fashionsnap.com

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J.フロント リテイリングのホームページより


 J.フロント リテイリング(以下、JFR)が、グループ内で共同利用の対象となっていない個人情報を顧客情報データベースに誤送信していたと発表した。誤送信された個人情報はJFRカードが取得していたカード会員の「利用枠」「決済口座」「お支払い状況に関する情報」で、クレジットカード番号や暗証番号は含まれていない。

 共同利用対象外の情報は、9月12月から誤送信されていたことが11月1日に発覚。JFRカードは1日にデータ送信を停止し、4日にJFRが送信していたすべての個人情報を削除した。個人情報が誤送信された対象者は「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」の2022年10月31日時点のカード会員および2017年4月12日以降の退会者と、「大丸松坂屋カード(ゴールド含む)」の2022年10月31日時点のカード会員および2019年4月12日以降の退会者で、計191万3854人に及ぶ。またJFRグループ内で該当する個人情報は利活用されておらず、顧客情報データベース外部へ漏えいしていないことを確認しているという。
 JFRでは、再発防止に向けて顧客の個人情報に関する取扱規程の運用を徹底するとともに、JFRカードの従業員の再教育、JFRカード内におけるシステム部門と管理部門との相互連携の強化に努めていくという。

■問い合わせ先(特設デスク)電話番号:0120‐883‐538(フリーダイヤル)受付時間:10:00〜18:00 (平日・土日祝日)

このニュースに関するつぶやき

  • 要するに個人情報の目的外利用。たとえて言うなら丸の内の大丸で買ったお歳暮の購入情報を栄の松坂屋の店員が見ることができたかも知れないって話。利用しない情報を保持していること自体がリスクだと思う。
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