告白に花束を渡すなら？適した花言葉やプロおすすめの花を紹介！

告白するときに花束を贈るのはあり？どんな花を選べばいいの？そもそも告白で花束をもらうのは嬉しいものなのでしょうか。アンケート結果を基に事情を探ると共に、告白するときにぴったりな花言葉を持つ花から、告白のための花を選ぶときのコツ、告白におすすめ＆人気の花まで、第一園芸株式会社クリエーティブ・ディレクターの石川恵子さんに伺いました。告白のシーンを盛り上げてくれる花の選び方や花言葉を見ていきましょう。

告白のとき花束をもらうと嬉しいもの？

画像提供：第一園芸株式会社

20〜30代の男女別に、告白のときに花束をもらったら嬉しいのかをアンケートで聞いたところ、以下のような結果になりました。





告白のときに花束をもらうと嬉しいのは男女で少し異なり、女性は「とても嬉しい」29.0％、「嬉しい」29.6％で、男性は「とても嬉しい」10.2％、「嬉しい」28.9％という結果になりました。

「とても嬉しい」と思っている女性の割合が男性の約３倍なので、告白の花束に大きな喜びを感じる割合は、女性の方が多いようですね。

なぜ告白のときに花束をもらうと嬉しいのでしょうか。理由も聞いてみました。

気持ちが嬉しい

●お花屋さんに行って自分のことを考えて選んでくれたその気持ちが嬉しいから（25歳／女性）

●そもそも日本人が花束を贈る習慣があまりないと思うから嬉しい（29歳／女性）

●それだけの思いがあることが伝わってくるから（30歳／男性）

「自分のことを思って花を選んだ」気持ちが嬉しいという声が多く見られました。花束を贈る行為そのものよりも、自分のことを考えてくれた時間や準備が嬉しいという気持ちなのでしょう。

特別感がある

●なかなか花をもらう機会がないから（24歳／女性）

●一度も花をもらったことがないので嬉しい（25歳／女性）

●プラスアルファの喜びを感じると思う（28歳／男性）

花をもらう機会がないから嬉しいという理由も多かったです。また、花をもらうことに特別感を得たり、告白された嬉しさにプラスアルファの喜びがあるという人もいました。花になじみがない人にとっては特別なことですし、嬉しいことですよね。

ちなみに、戸惑う人にも理由を聞いてみると、「もらった花をどうすればよいのか分からない」（20歳／男性）、「花は好きだけど持って帰るのが恥ずかしい」（28歳／男性）といった声が挙がりました。こういう声もあるので、帰る方法や花瓶の有無など、花束を贈った後の相手への気遣いもできるといいですね。

告白にぴったりな花言葉を持つ花５選

花には花言葉がありますが、告白にぴったりな花言葉を持つ花にはどんなものがあるのでしょうか。告白するときにおすすめの花を紹介します。

ヒマワリ

画像提供：第一園芸株式会社

ヒマワリの花言葉の「あなただけを見つめる」「憧れ」は、花が太陽に向かって咲く様子に由来しています。

明るくポジティブな印象なので、告白する季節が夏だったら「ヒマワリの花束と一緒に告白！」なんて素敵ですね。

赤のチューリップ

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チューリップの伝説には恋にまつわるものが多く、チューリップ全体は「思いやり」「博愛」といった花言葉になります。

告白におすすめなのは、「愛の告白」という花言葉を持つ赤のチューリップです。また、「真実の愛」という意味もあります。まさに告白のための花と言えますね。

アネモネ

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色の種類が豊富で、可憐な花びらが印象的なアネモネ。「あなたを愛します」という告白にぴったりな花言葉がある半面、「はかない恋」といったせつない意味もあります。

色によっても花言葉が異なり、白いアネモネの花言葉は前向きな印象の「真実」「期待」、紫は「あなたを信じて待つ」。そして、赤のアネモネの花言葉は「君を愛す」です。赤の情熱的な雰囲気が告白を盛り上げてくれそうです。

赤のキク

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キクの花全体の花言葉は「高貴」「高潔」「高尚」ですが、キクも色ごとに異なる花言葉を持っています。

告白におすすめなのは、「あなたを愛しています」という意味を持つ赤のキク。赤の花は愛情に関係した花言葉が多いですが、赤のキクも告白の言葉そのままの愛のメッセージが込められています。

パンジー

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「私を思って」の意味を持つパンジー。花壇や公園などに植えられているイメージが強いですが、色の種類も豊富で可愛らしい雰囲気の花なので花束としてもおすすめです。

自分の願望や思いがそのまま花言葉になったようなパンジーも告白にぴったりです。

告白のための花を選ぶときのコツ！

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告白するときの花は、花言葉以外に何か選ぶポイントはあるのでしょうか。

贈る相手の雰囲気に合わせる

可愛い印象だったり、洗練された雰囲気だったりと、選ぶ花によって花束のイメージも変わります。まずは告白する相手の雰囲気で、花を選んでみてください。

相手の雰囲気が分からない場合は、普段着ている服や色の印象からイメージすると分かりやすいでしょう。

旬の花を選ぶ

旬の花を選ぶのもおすすめです。

例えば、春を代表するスイートピーは、多くの人に好まれる花の一つです。「門出」や「優しい思い出」などのスイートピーの花言葉に思いを託してもいいですし、告白のときが春だったら旬の花として贈るのも粋です。

花束を持ち帰ることを考慮する

見た目のインパクトから、つい大きい花束の方がいいと思ってしまいがちですが、大き過ぎる花束は持ち帰るのが大変です。

持ち運びやすいサイズは、家で飾りやすいサイズでもあります。花束のサイズは持ち運びやすいサイズを選びましょう。

迷ったらサーモンピンクや白の花にする

どの花を選べばいいか迷う場合は、サーモンピンクでまとめたブーケや、白の花とグリーンの葉物をミックスした色合いのブーケはおしゃれな印象でおすすめです。

好みの花や色が分からないときは、淡い色のバラをメインにしたブーケや、自宅に飾りやすい淡く優しげな色合いのブーケを選びましょう。

プロ直伝！告白におすすめ＆人気の花は？

告白にはどんな花がおすすめなのでしょうか。花の専門家に聞いた、告白やプロポーズのシーンで人気の花や、おすすめの花を紹介します。

赤いバラ

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男性が購入する場合は圧倒的に「赤のバラ」が多いです。「あなたを愛しています」「愛情」などの情熱的な花言葉と、告白＝赤いバラとのイメージから、告白には定番の花です。

カスミソウ

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その季節ならではの花を選ぶと、その時季が来ると記憶がよみがえるので思い出深いものになります。

例えば、7月7日の七夕はカスミソウの日です。ふわふわと咲く無数の小さな花が、夜空を彩る天の川のように見えることに由来しています。ロマンチックな気分にもなりやすい七夕の日は、絶好の告白日和と言えるでしょう。「幸福」「清らかな心」という花言葉を持つカスミソウを、気持ちと一緒に贈ってみてはいかがでしょうか。

ガーデニア

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香りが良い花は記憶に残るのでおすすめです。三大香木の１つであるガーデニアは、アメリカでは男性が女性にダンスパーティに誘うときに贈るとか……。花言葉は「とても幸せです」。ロマンチックな花言葉と甘い花の香りが、素敵な告白のシーンをつくってくれそうです。

「好き」の気持ちを花束に託して

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告白と一緒に、「好き」の気持ちが込められた花言葉や、告白ムードを盛り上げる花束も贈られると、記憶に残るものになりそうですね。

告白を考えている人は、ぜひ今回紹介した告白の花を選ぶときのコツやおすすめの花を参考にしてみてください。


取材・文／坂田圭永


【監修】
第一園芸株式会社 クリエーティブ・ディレクター 石川恵子さん
「プラスONEの感動」をモットーに、花と緑でお客さまに感動を届けている第一園芸株式会社。花束やアレンジメントなどのお花の販売に加え、ウエディングパーティやイベント会場での装花事業、オフィスや商業施設などの空間デザイン、環境緑化事業と、花と緑に関する多くの事業を展開する。特別な数で贈るローズブーケが好評のオンラインショップや、バラにまつわるお話も出てくる暮らしの楽しみ方を提案するサイト「花毎（はなごと）」も絶賛公開中。
DAIICHI-ENGEI WEDDING：https://www.daiichi-engei.jp/wedding/
第一園芸 フラワーショップ：https://www.daiichi-engei.jp/shop/


【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間：2022/9/20〜2022/9/22
有効回答数：778人※387人（男性）、391人（女性）
（インターネットによる20〜30代男性・女性へのアンケート調査 調査機関：マクロミル）

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