ウィリアム皇太子夫妻、「アースショット賞」授賞式のため渡米へ 式典ではビリー・アイリッシュらが出演

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2022年11月29日 08:01  Techinsight Japan

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第1回「アースショット賞」でのウィリアム王子(当時)夫妻(画像は『The Earthshot Prize 2021年10月17日付Instagram「#TheDukeandDuchessofCambridge arrive for the #EarthshotLondon2021 Awards」』のスクリーンショット)
ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が、第2回「アースショット賞(Earthshot prize)」授賞式に出席するためまもなく渡米する。現地時間2日に米ボストンで開催される授賞式では、ビリー・アイリッシュなど豪華ゲストが出演する予定だ。そのため関係者は、ウィリアム皇太子にとって「スーパーボウルのような瞬間になる」と期待を語っている。

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ウィリアム王子(当時)が2020年にローンチした「アースショット賞」の第2回授賞式が、現地時間2日に米マサチューセッツ州の州都ボストンで開催される。

同賞は、世界の環境問題を解決するための革新的な提案をする5団体や人々に総額5000万ポンド(約83億円)の賞金を授与するプロジェクトだ。10年間にわたり、毎年5団体(人物)にそれぞれ100万ポンド(約1億6700万円)の賞金と地球環境修復に向けて環境的ソルーションを拡大するために専門家や技術者による世界的なネットワークが与えられる。

第1回となる昨年の授賞式はロンドンのアレクサンドラ・パレスで行われたが、今回は米ボストンで開催されることになった。

そのためウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は現地時間30日に英国を発ち、3日間にわたる米国での旅を始める予定だという。

テレビ中継される授賞式では、映画『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリー役を演じた俳優ラミ・マレックがプレゼンターを務め、人気歌手ビリー・アイリッシュ、エリー・ゴールディング、アニー・レノックスらが出席する。

式典のオープニングでは動物学者デヴィッド・アッテンボロー卿がナレーションを務め、女優でアースショット賞審査委員のケイト・ブランシェットが、昨年の受賞者を振り返るナレーションを担当する。

今年9月にエリザベス女王が崩御後、チャールズ3世が国王に即位し、ウィリアム王子(当時)が“ウェールズ公”の称号を引き継いだ。今回の授賞式はウィリアム皇太子となって以来初めて立つことになる国際的なステージだ。

そのこともあって王室関係者は「この授賞式は、皇太子にとって本年のスーパーボウルの瞬間となる」と表現しており、「彼は毎年このプラットフォームにより、地球の未来を救うために世界中で素晴らしい活動をする、最も影響力あるプロジェクトに光を当て続けることを楽しみにしています」と加えた。

授賞式の最終候補者には、使い捨てプラスチックの代用品として海藻や植物からパッケージを作るロンドンの企業「Notpla Hard Material」や、リサイクル不可能なプラスチック廃棄物を利用してカーボンゼロのコンクリートブロックを作る英ダラム州の企業「Low Carbon Materials」など15件の企業や団体が選ばれている。

プレゼンターを務めるラミは「今年のアースショット賞の15組の最終候補者達は、深い感動を与えてくれる。2022年の素晴らしい受賞者のひとつに賞を授与することを楽しみにしてます」と語っている。



画像は『The Earthshot Prize 2021年10月17日付Instagram「#TheDukeandDuchessofCambridge arrive for the #EarthshotLondon2021 Awards」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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