原宿・神宮前6丁目再開発事業、商業施設の開業時期が2024年春に決定

　神六再開発と東急不動産が原宿・神宮前エリアで進行中の「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」の商業施設が、2024年春に開業することが決定した。

　同施設は、コンドーム専門店の「コンドマニア」や「ラコステ（LACOSTE）」のストリートカルチャーをミックスしたライン「ラコステ ライブ（LACOSTE L!VE）」が出店していた「オリンピアアネックス」があった神宮前交差点に開業。さまざまな文化が生まれてきた同エリアの特性に着目し、周辺環境に配慮した賑わいを創出することで、長期的な文化を生み出す「新たな文化発信拠点」となることを目指すという。
　建物の外装と屋上デザインは、建築家の平⽥晃久が担当。「KNIT DESIGN（まちを編む）」をコンセプトに、行き交う人やケヤキ並木などを反射率の高いガラス面に映し込む凹凸面の「umi」とフラットな面の「shima」の2つのエリアで構成し、ガラスが反射することで店舗と街の景観が混ざり合い、自然と人工が共存する様子を表現するという。敷地面積は約3085平方メートル、延床面積は約1万9940平方メートル。竣工時期は2023年8月を予定している。

■神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業所在地：東京都渋⾕区神宮前6丁目1000番階数：地上9階地下3階敷地面積：約3085平方メートル延床面積：約1万9940平方メートル