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政府は12月1日から、7年ぶりに冬の節電要請を発令します。数値目標は設けられていないものの、政府は“終日、無理のない範囲での節電”を呼び掛けており、今冬も注目が集まる「節電」について、くらしの中で気になるトピックを紹介していきます。
今回のトピックは「エアコンは小まめに消すか、つけっぱなしか」です。30分程度の外出ならエアコンは小まめに電源を切るより、つけっぱなしのほうが電気代を抑えられる──そんな話を聞いたことがある人もいるかもしれません。
しかしパナソニックが行ったシミュレーション結果によると、外気温によっては小まめに消す方が節電につながるそうです。
●冬は気温3度以上なら小まめに消す方が節電に
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目安になる気温は3度です。気温3度を下回る場合、30分程度の外出でも室温は大きく下がってしまいます(家の断熱性能などの条件によります)。エアコンは設定温度まで室温を上げるために強運転を行い、多くの電力を消費しますので、つけっぱなしのほうが節電につながるとのこと。
一方、3度以上ある日は30分程度エアコンを消しても室温は大きく下がりません。このため再びエアコンを動かしても負荷は小さく、電気代の節約につながるとしています。
例えば東京の場合、最も寒い1月の平均気温は5.4度でした(2021年1月)。パナソニックは「基本的に小まめに消す方がお得といえそうです」としています。
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