寒暖差アレルギーで鼻水、くしゃみが止まらない…3つのツボでセルフケア【鍼灸師が教える】

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2022年12月01日 10:01  ウートピ

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ウートピ

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風邪や花粉症ではないのに、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、から咳(せき)に悩まされることがあります。鍼灸師で太子橋鍼灸整骨院(大阪府守口市)の丸尾啓輔院長は、「昼間は温かくても、朝や夕方、夜には急に寒くなるといった気温の差が原因で、鼻やのどに風邪や花粉症の症状が現れることを通称で『寒暖差アレルギー』といいます」と話します。そこで、セルフケアとなるツボを教えてもらいました。

気温差が7度以上になると発症しやすい

丸尾さんはまず、寒暖差による症状についてこう説明をします。

「寒暖差アレルギーとは、実際には特定のアレルゲンが原因ではなく、気温差が7度以上になると鼻やのどの粘膜が腫れやすくなって起こります。症状は、水っぽい鼻水が出る、鼻がつまる、くしゃみが連続で出る、コンコンとから咳が出るなどです。また、頭痛やけん怠感、食欲不振、イライラ、憂うつ感などが現れる場合もあります。

冬は、朝晩や、暖房がきいた室内から外に出て急に冷気に触れたとき、また寒い屋外から暖かい室内に入ったときに、夏は暑い屋外から冷房がキンキンにきいた屋内に移動したときに発症しやすくなります。

症状が強い、頻繁だと日常生活に差し支えることもあるでしょう。鼻やのどの症状を緩和するツボを、覚えやすいように、顔、のど、脚からひとつずつ紹介しましょう」

ツボ・迎香(げいこう)を刺激する

「迎香」は鼻の横にあり、「迎」は文字通り、迎える、「香」はにおいや香りを表し、「においを迎える」という意味合いです。鼻の症状に作用するツボとして有名で、鼻水、鼻づまりを緩和します。また、口のまわりの血流を促して乾燥を防ぎ、ほうれい線を改善するツボとしても知られています。

<ツボ「迎香」の位置>

小鼻のすぐ横のくぼみで、左右にあります。

<刺激法>
両方の手のひとさし指の腹で左右同時に骨に向かって、ひと押し5〜10秒を3〜5回くり返しましょう。鼻のとおりがよくなってくるでしょう。マスクの上からでも押してください。

ツボ・天突(てんとつ)を刺激する

「天」は鎖骨から上、「突」は突き出るという意味合いで、のどよりも少し下の部分に位置します。咳が出る、のどがつまる、のどが渇く、ヒリヒリと痛む、声がかれるなどの症状がある場合に押してみてください。

<ツボ「天突」の位置>

左右の鎖骨の間のくぼみ。のどぼとけの少し下のほうにあります。

 

<刺激法>
押しやすいほうの手のひとさし指で、軽めに下に向かってひと押し5〜10秒を3〜5回、くり返します。上に向かって指圧すると気道が圧迫されるので避けてください。また、天突のすぐ下の胸のあたりを手のひらでなでて温める、あるいはカイロを貼るのもよいでしょう。

ツボ・飛揚(ひよう)を刺激する

ふくらはぎの下の部分にあります。「飛」は飛ぶ・高い、「揚」は勢いよく上がるという意味合いで、ヒトの生命活動に必要なエネルギーの「気(き)」が飛ぶように勢いよく流れることを表します。鼻水、鼻づまりの改善に作用し、めまい、のぼせ、こむら返り、足の痛み、しびれにも有用です。

<ツボ「飛揚」の位置>

ふくらはぎの筋肉の盛り上がりから外側に向けて、おや指の幅1〜2本分ほど斜め下に移動したところ。外くるぶしからおや指の幅7本分を上、ふくらはぎ側におや指の幅1本分横にいったところ。左右の脚にあります。

<刺激法>
刺激しやすいほうの手のおや指の腹で、もみ込むようにひと押し5〜10秒ほどを3〜5回くり返しましょう。残りの4本の指は、すねを支えるようにつかむと押しやすくなります。いすに座って一方の脚のツボを反対のひざで刺激するのもいいでしょう。また、ツボ周辺を手の指の腹でなでて温める、レッグウォーマーで温めるのも有用です。

聞き手によるまとめ

3つのツボをそれぞれていねいに押してみたところ、鼻どおりがよくなり、のどの違和感も軽減しました。ツボの位置も顔からのど、脚へと下方に向かってのチョイスで覚えやすく、デスクワーク中でも自分で押すことができます。寒暖差アレルギーかもと思ったときはすぐに試してみてください。

(構成・取材・文 藤原 椋/ユンブル 画像/ユンブル 転載禁止)

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