愛子さま21歳 宮中祭祀と古典文学に関心をお持ちの内親王 期待される黒田清子さん以上の活躍

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2022年12月01日 11:30  AERA dot.

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21歳の誕生日を迎えた愛子さま(宮内庁提供)
「愛子内親王は、宮中祭祀など皇室の伝統に関心をお持ちのご様子だ」


 宮内庁幹部のひとりは期待を込めるように、こう話したという。


【写真】愛子さまと天皇陛下は息がピッタリ!? シャツのチェックがまさかの柄かぶり! 12月1日、愛子さまが21歳の誕生日を迎えた。


 学習院大学では、文学部日本語日本文学科3年に在籍する。


 コロナ禍が続く中、オンライン授業の選択は続いているようだ。


 愛子さまを幼い頃から知る学習院の関係者は、こう話す。


「大学自体に人が少ないこともあり、お見かけしたという話も聞きません。大学生活も残り1年と少し。キャンパスライフを楽しんでいただきたいのですが……」



 それでも21歳の誕生日には、皇居内の厩舎(きゅうしゃ)で馬と触れ合う愛子さまの姿が公開された。小さいころから動物好きの愛子さまが、両陛下と相談して場所を決めたという。うすいメイクに、長い髪を編み込みながらふんわりとカールさせて品よくアレンジした髪形。好感度のあるおしゃれを楽しんでいる様子が伝わってくる。白いセーターの上につけたペンダントは以前、お友だちからプレゼントされたものだという。


「ご友人がたと直に顔を合わせる機会はほとんどなくとも、友情にはげまされている、というメッセージかもしれませんね」(前出の関係者)


 愛子さまは、2年からは、「日本語日本文学系」を選択。日本語のルーツや文法など言語の基礎への学びとともに平安時代から昭和初期までの文学や紀行文を民俗学的な視点で読む授業などを受けている。3月の成年の会見では、『源氏物語』をはじめとする古典への関心を語っていた。


 また、歴代皇后の伝統行事である紅葉山御養蚕所での「養蚕」の作業に、愛子さまも今年、初めて加わった。


 初等科3年生の時に授業で蚕をもらってから、毎年卵を採って住まいで育てるほどの熱心さをみせる。


 冒頭の宮内庁関係者によれば、祭祀への関心も高いという。


 愛子さまの祭祀デビューは、20歳の誕生日から間もない昨年12月25日。皇居・宮中三殿で執り行われた「大正天皇例祭の儀」であった。皇后雅子さまは欠席だったが、白いロングコートと帽子を着用した愛子さまは落ち着いた所作で、女性皇族として最初に拝礼した。



 3月21日の春分の日の宮中祭祀、そして神武天皇の命日とされる4月3日には、神武天皇祭の「皇霊殿の儀」にも参列した。12月と4月の祭祀に雅子さまは参列することができなかったが、母親をそっと支えるように祭祀や養蚕など皇室の伝統行事に参加している。


 京都産業大学名誉教授の所功さんはこう話す。


「愛子さまは、天皇皇后と同居する唯一の内廷皇女。ご両親をもっとも身近で支えることができる重要な存在です」


■実現できなかった成年の報告


 残念なのは、コロナ禍もあり愛子さまが成年を迎えた報告の参拝が実現できなかったことだ。


 成年や結婚の節目に迎えた皇族方は、報告するために大正天皇陵と昭和天皇陵などがある武蔵陵墓地と神武天皇陵、伊勢神宮に参拝するのが習わしだ。秋篠宮家の眞子さんや佳子さまも、それぞれ成年の報告で参拝をしている。


 ただ、上皇ご夫妻の長女、黒田清子さん(当時の紀宮さま)の成年の際も昭和天皇の喪中であったため武蔵陵や伊勢神宮への参拝はかなわなかった。 



 愛子さまも成年の記者会見を3カ月遅れで行ったが、清子さんも21歳の誕生日に合わせて行っている。 


「愛子さまは、天皇皇后であるご両親の背中を常々ご覧になっており、皇室や日本の伝統にも造詣が深い。愛子さまは皇位の継承者ではありません。しかし、令和のいまは皇族の数の減少がより深刻であり、聡明な内親王として知られた黒田清子さんより本格的な役割が期待されます。結婚後も愛子さまが皇族として皇室に留まり、ご両親の祭祀や公務を分担するようなご活躍を期待する声が高まりつつあると感じています」(所さん) 


 愛子さまは、来年の4月から大学4年生となる。


 若き内親王として、愛子さまへの期待が高まっている。


(AERA dot.編集部・本誌取材班)


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