＜遠慮が普通？＞ママが夜呑みに行ったり遊びに出かけたりするのはダメ？子どもが中高生ならあり？

みなさんは、ママになってからどのくらい家族を置いて外出したり呑みに出かけたりしているでしょうか。子どもが小さいうちは外出しにくくても、大きくなって自由がきくようになると、頻繁に夜呑みに行ったり終日外出したりするママもいるかもしれません。ママスタコミュニティにも、あるママからこんな質問が寄せられました。紹介します。

『夜呑みに行くとしたら18時から24時。遊びに行くのは午前中から夜19時くらいまでとします。どのくらいのペースなら許される？　みなさんはどのくらい外出しますか？　ちなみに子どもは高1と中1がいます』

投稿者さんは家族を置いてたまに外出するようですが、少し気が引けているようですね。自分が非常識な行動をしていないのか心配になって、投稿したのかもしれません。たしかに他のママがどのくらいの頻度で出かけているのか気になっている人もいるでしょう。他のママはどうでしょうか、寄せられた声を紹介していきます。

家族を置いて一人では出かけないママたちの声

『子どもや家のことが気になるし、子どもと過ごす方が楽しいので呑みになんて行かないな』

『そんな元気ないです。自分の習い事（茶道とアマチュアオーケストラの練習）は週末の昼間なので、夜遊びの必要もないです』

『小6、高1がいるけど、飲みとか遊びで家をあけることはないな。行くとしたら半年とか年に1回かなー！　子どもが寂しがらなくて旦那も快く送り出してくれるなら、月1回とかでもありなのかなー』

こちらのママたちは、普段ほとんど家族を置いて外出することはしないと答えてくれました。理由として「そもそも外出や外呑みが好きではないから」「家に置いてくる子どもが心配なので」といった声が寄せられています。なかには体力的な理由で「夜に外出する元気などない」という声もありました。家族を置いて出かけること自体、考えたこともないというママもいるようです。

たまには夜の外出をしているママも

『遊びに行くのは、週1〜2回くらいはいいと思う。夜は月1回くらいかな』

『私は好きなアーティストのライブで日帰りできるなら新幹線の距離で出かけることもある。だから子どもが一日中留守することはたまにある。友達と呑むのも好きだから夜出かけるのは月1、2回』

『私は昼間遊びに行くのは月2回くらいかなー。子どもの部活が終わるまでに帰ってきてる。夜飲みは月1回、朝まで飲んでいるけど子どもが起きるまでには帰る。お酒好きだから本当は毎週行きたいけど我慢して月1回。旦那も「とことん飲んでおいで」とお小遣いくれて家にいてくれている』

『うちも中高生がいる。飲み会が多いときは月3回ぐらい、少ないときは月にゼロ。夜ご飯を食べるだけとか、ついでにスーパー銭湯に行くのは月1、2回』

月1回などの頻度で夜に呑みにいくママもいました。こちらのママたちはお酒が好き、友だちとの交流が好きで出かけているようですね。昼間に毎週出かけているママの声もありました。家族の後押しがあれば、後ろめたさを感じずに済みますね。ただやはり子どもが帰宅するまで、起きるまで、などと家族の生活パターンを気にしながら出かけているようです。

夕飯を用意するのであれば問題なし

『夜はちゃんとご飯食べさせたり、用意したりして行くなら毎週末でもいいんじゃない？　昼間は特に気にしていない』

『飲み会も夕飯作って出かけるなら問題ない』

『子どもが家にいない時間で、家事も夕飯の準備もきちんとできる範囲でなら毎日遊びに行っていてもいいと思う』

投稿者さんのお子さんが中高生であることから「夕飯さえ準備していれば、夜に外出しても問題ないのでは」といった声も寄せられました。もし家庭の役割分担でママが家事を一手に担っているのなら、夕飯を用意するのはママの仕事です。そのため「自分の役割さえまっとうしていれば自由に出かけてもいい」と考えるそうです。役割を果たさずに出かけるのでなければ問題ないと考える人も一定数いると言えそうです。

ママが外出するかどうかは人が許すものではない

『家族が許しているなら別に毎日でも良いんじゃないの。他人が許すとか許さないとかないよ』

『なんで母親はそんなことを気にしないとならないのかと思う』

家族を置いて出かけるのはどこか気が引けるというママの気持ちも分かります。しかし「人に外出するのがいいかどうか、価値判断を委ねること自体おかしい」「そもそもどうしてママだけ外出することを遠慮しないといけないのか」といった意見も寄せられました。その声に共感のリアクションが多数寄せられているところを見ると、ママの外出は「世間や他人が許可するものではなく、家族で決めること」と感じている人は多いようです。たしかに「ママが家族を置いて外出することは良くない」といった世間の圧を感じる人もいるかもしれません。外出以外にも「ママはこうするべき」といった固定観念に縛られている人はいるでしょう。もし不自由さを感じているママがいるのであれば、一度そうした自分の考え方を疑ってみるのもよさそうですよね。

文・安藤永遠　編集・井伊テレ子　イラスト・チル

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