ポーラ・オルビスHD社長に横手取締役が昇格 代表取締役会長に就任する鈴木社長との並走で強固な経営体制へ

1

2022年12月01日 17:12  Fashionsnap.com

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Fashionsnap.com

写真
 ポーラ・オルビスホールディングスが、2023年1月1日付で、取締役 グループ海外展開担当 海外事業管理室長の横手喜一氏が代表取締役社長に昇格する人事を発表した。現社長の鈴木郷史氏は代表取締役会長に就任する。

 横手氏は、同社グループの基幹ブランドであるポーラの代表取締役社長や、成長事業である中国現地法人の立ち上げをはじめ、中国事業の総責任者といった要職を歴任。経営戦略における高い能力と、豊富な経営経験、さらにはグローバル展開に対する事業運営能力を有している。
 現代表取締役社長の鈴木氏は代表取締役会長に就任し、新たな経営体制へと移行する。鈴木新会長は、代表取締役として取締役会議長をはじめとする経営層の中心的な役割を継続。新社長および経営陣をサポートし、並走しながらより強固な経営体制の構築に注力する。
 同グループは2029年に創業100周年を迎えるにあたり、同年までの長期経営計画として「VISION2029」を2022年からスタート、「多様化する『美』の価値観に応える個性的な事業の集合体」の実現を目指して、成長に向けた既存事業の変革や、新規事業開発に取り組んでいる。2023年までの現中期経営計画ステージ1から、次のステージ2(2024年〜2026年)に向けて、国内既存事業の再構築と事業領域の拡張、更なるグローバル展開の飛躍を不可欠とする。同時に経営の世代交代やサクセッションプランを円滑に実行するために権限移譲を進め、力強い変革とイノベーションを生み出せる経営体制へ移行を図った上で、新中期経営計画策定に臨む必要があると判断した。
 新社長の選定にあたり、委員の過半数を社外取締役とした指名諮問委員会において、候補者検討を推進。グループが大事にする「人中心主義」「進化」「変革」を重視した、独自の役員コンピテンシーに基づき、候補者の総合的な資質、経営能力、経営経験、企業倫理における品格等を慎重に評価した結果、横手氏を社長として指名した。
 横手氏は1967年9月10日生まれ、 東京都出身、一橋大学卒業。1990年4月ポーラ化粧品本舗(現ポーラ)入社。2006年8月フューチャーラボ 代表取締役社長、2011年7月宝麗(中国)美容有限公司(ポーラ瀋陽) 董事長兼総経理、2015年1月ポーラ 執行役員 商品企画部長、2016年1月同社代表取締役社長、2016年3月ポーラ・オルビスホールディングス取締役、2020年1月同 取締役 海外事業管理室長(現任)、2021年1月からPOLA ORBIS Travel Retail Limited Director and CEO(現任)。

このニュースに関するつぶやき

  • 某イタリア重巡洋艦@「吞むしかないでーす」
    • イイネ!1
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ニュース設定