<初めてのおつかい状態>【後編】遠出する中学生に世話を焼きすぎるママ。過保護なら変わるべき?

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2022年12月01日 21:31  ママスタジアム

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前回からの続き。投稿者さんの息子さんは現在中学生。どうやら友だちと一緒に、県外の繁華街にある大型スポーツ専門店に行く計画を立てているようです。しかし電車で1時間半かかる上に乗り換えが2回必要な場所であること、しかも初めて行く場所ということもあり、投稿者さんはとても心配をしています……。そこで「行き方はわかってる?」「乗り換えはこの駅だからね」「わからなかったら駅員さんに聞いてね」などと息子さんに対して事細かに話すことに。すると旦那さんからは「過保護」との烙印を押されてしまいました……。
しかしトピック内のママたちからは「過保護ではないよ」と投稿者さんの気持ちに寄り添う声が。大切なわが子が遠出をするときに、親が心配するのは当然のことだとジャッジされたようです。

スマホがあればなんとかなる!



「投稿者さんが心配になるのはわかるけど……」と前置きをした上で、「きっと大丈夫だよ」と背中を押す声も挙がりました。
『スマホは持ってるんだね? 地図アプリも使えるしGPSで居場所は把握できるし。心配なのはわかるけど、今の時代はスマホがあればどうにかなるよ』
『スマホを見れば大体わかるだろうし、わからなければ駅員さんに聞けばいい』
スマホは今や現代人にとって欠かせないツールとなりました。スマホさえあれば乗り換えの駅や目的地までの行き方を調べることができますし、どうしても困ったときには投稿者さんに連絡もできますよね。投稿者さんの話によると息子さんはスマホを持っているとのことなので、当日はスマホを忘れずに持っていくように伝えておくのもいいでしょう。それでもまだ心配であれば、充電したモバイルバッテリーを持参させることで安心感がアップするかもしれません。

たとえ失敗しても大丈夫だよ

『成功したら息子さんにとって自信になるし、万が一間違えても人生でずっと印象に残る出来事になるよ。だから投稿者さんはドンと構えて「行ってらっしゃい」って笑顔で送り出してあげよう』
『心配になるけど、失敗して立て直すのも大切だよね』
無事に目的地に着くことができれば、息子さんは「自分もできる!」と自信を持てますよね。また逆に失敗したとしても、それはきっと良い経験になるでしょう。いずれにしても息子さんの成長にとって糧になる出来事ではないでしょうか。親としては心配にもなるかもしれませんが、「何かあったらいつでも連絡してね」くらいにとどめておいてもいいかもしれませんね。

干渉しすぎには注意!

『私の親も超過保護の過干渉だった。それが原因で親子関係こじらせたよ。あまり口出してしまうと、子どもは「信用されてないんだな」って思ってしまう』
『過保護の親の元で育ったけど、そのうち母親には何も話さなくなったよ。母親と話すと心配を盾にして「自分で行動する」という機会を奪われるから』
「心配する気持ちはわかるけど、心配のし過ぎには要注意」と語ったママたち。実際に自分の親から過保護な行動をされて嫌だった……と体験談を話してくれました。親子の仲にまで影響したというコメントもあることから、親としては気を付けるべきポイントであることがよくわかります。親が過保護な行動ばかりしているとわが子の小さな成長を楽しめないうえに、本人の可能性の芽も摘みかねないのかもしれません。とても難しいことかもしれませんが、"保護"と"見守り"のバランスが大切なのですね。

成長の機会を与えてあげるつもりで!


『成長の機会を与えてあげて。心配なのはわかるけど、わが子なら大丈夫だと自信を持ったほうがいいよ』
『内心は本当に心配だけど"可愛い子には旅をさせよ"の気持ちで行かせよう』
子どもが困らないように守ってあげることが親としての役目ならば、子どもを信じて見守るのも同じように親の役目でしょう。心配だったとしても口出ししすぎず、「成長の機会を与えてあげよう」「またひとつ大人になれるように見守ろう」と決心するのも大切なのかもしれません。"可愛い子には旅をさせよ"とはよく言ったものですね。さて最後に投稿者さんもコメントを寄せてくれました。
『乗り換えを間違えないか、迷子にならないか、もしわからなくなったときにきちんと対応できるのか……私のほうが不安になってしまっていました。ICカードにも多めにチャージして、現金も少し多めに渡して、モバイルバッテリーも渡します。万が一、迷っても大丈夫なように対策してから送り出します』
初めて遠出するわが子にあれこれと指示していたら、旦那さんから「過保護だよ」と指摘されて驚いてしまった投稿者さん。投稿者さんとしては「出先でわが子が迷ったら可哀想」と思ったからこその行動だったのでしょう。しかしあえて事細かに口を出さないという選択肢もあります。「スマホを忘れないで」「困ったら駅員さんに聞いてね」くらいにとどめておきながら、後はそっと見守ることも時には大切なのかもしれません。今回のお出かけが終わったら、息子さんはひと回り頼もしくなって帰ってくるかもしれませんね!

文・motte 編集・みやび イラスト・Ponko

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