モロッコが連勝でグループF首位に浮上、36年ぶりの決勝T進出を決める!…カナダは3連敗

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2022年12月02日 02:19  サッカーキング

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モロッコ代表が36年ぶりの決勝トーナメント進出を決める [写真]=Getty Images
 FIFAワールドカップカタール2022・グループF最終節(第3節)が12月1日に行われ、カナダ代表とモロッコ代表が対戦した。

 ここまで1勝1分の勝ち点「4」の成績でグループFの2位に付けているモロッコ代表。この試合で引き分け以上の成績を収めれば1986年のメキシコ大会以来となる36年ぶりの決勝トーナメント進出が決定。また、敗れた場合にもベルギー代表vsクロアチア代表の結果次第ではグループ通過の可能性が残されている。対するカナダ代表は開幕から2連敗で既に敗退が決定。この試合では同国代表としてのW杯初勝利を目指す。

 カナダ代表はクロアチア代表に敗れた前節からスタメンを4人変更。アルフォンソ・デイヴィスやサイル・ラリン、タジョン・ブキャナンらが前線に並んだ。対するモロッコ代表はベルギー代表に勝利した前節からスタメンを2人変更。アクラフ・ハキミやハキム・ツィエクら主力が順当にスタメン入り。また、前節を欠場した守護神ボノも先発復帰を果たした。

 試合開始からわずか4分、早くも試合の均衡が破れる。スティーヴン・ヴィトーリアのGKへのバックパスが短くなったところに、モロッコ代表のFWユセフ・エン・ネシリが猛然とプレッシャーを掛ける。前方にボールがこぼれると、これを拾ったツィエクがボックス手前中央からGKミラン・ボージャンの頭上を越すループシュートで無人のゴールに流し込んだ。開始早々モロッコ代表が”エース”の一撃で先制に成功した。

 モロッコ代表はGKボノを含めた後方からのビルドアップで攻撃の糸口を探りつつ、チャンスと見るや前線の選手のフィジカルの強さや機動力を生かしてゴール前に迫るシーンを作っていく。23分、自陣右サイドでボールを受けたハキミが相手DFラインの背後に絶妙なロングフィードを供給。抜け出したエン・ネシリがボックス内右に侵入し、強烈なシュートをニアサイドに突き刺しネットを揺らした。モロッコ代表が前半のうちにリードを広げた。

 40分、カナダ代表が1点を返す。敵陣右サイドでボールをキープしたサム・アデクグベが左足でグラウンダーの鋭いクロスをゴール前に送る。これがニアサイドでモロッコ代表のDFナイフ・アゲルドに当たってコースが代わり、GKボノの手を弾いてゴールに吸い込まれた。モロッコ代表は前半アディショナルタイム、FKの流れからエン・ネシリがゴールネットを揺らしたが、味方にオフサイドがあったとして得点ならず。前半はこのまま1−2で終了した。

 後半に入るとモロッコ代表のプレー強度が前半と比較し低下。ビハインドを負うカナダ代表がやや優勢にゲームを進める。58分には自陣でボールを奪うと素早く右サイドに展開しショートカウンターを発動。ホイレットが右足で鋭いクロスを送り、ゴール前に走り込んだA・デイヴィスが合わせたが、シュートは惜しくも枠の右へ外れた。

 なんとか追いつきたいカナダ代表は次々と選手を入れ替え、攻勢を強めていく。ボール保持率を高め、相手陣内でのプレー時間を増やすが、モロッコ代表守備陣の粘り強い守備対応に苦戦し目立ったシュートチャンスを作ることができない。モロッコ代表はボール奪取からの効果的なカウンターを打ち出すことができず、我慢の時間が続く。

 72分、カナダ代表にビッグチャンス。右からのCKに途中出場のアティバ・ハッチンソンが頭で合わせると、強烈なヘディングシュートはGKボノの指先をかすめてクロスバーに直撃。さらにそのこぼれ球をアリスター・ジョンストンが押し込みにいくも、シュートは惜しくも枠の上に外れた。その後もカナダ代表は小気味良くボールを繋いで試合の主導権を握るが、最後の局面でのプレー精度を欠きボックス内に良い形で侵入することができない。

 両チームともにスコアを動かせないまま試合は1−2で終了。逃げ切ったモロッコ代表は36年ぶりの決勝トーナメント進出を確定させた。また、同時刻開催のベルギー代表vsクロアチア代表がスコアレスドローに終わったため、勝ち点を「7」に伸ばしたモロッコ代表がグループFを首位で通過することになった。モロッコ代表は12月6日に行われる決勝トーナメント1回戦でグループEを2位通過したチームと対戦する。
 
【スコア】
カナダ代表 1−2 モロッコ代表

【得点者】
0−1 4分 ハキム・ツィエク(モロッコ代表)
0−2 23分 ユセフ・エン・ネシリ(モロッコ代表)
1−2 40分 オウンゴール/ナイフ・アゲルド(カナダ代表)

【スタメン】
カナダ代表(4−4−2)
GK:ボージャン
DF:ジョンストン、ミラー、ヴィトーリア
MF:アデクグベ(61分 コネ)、ホイレット(76分 ウェザースプーン)、ケイ(60分 ハッチンソン)、オソリオ(65分 ラリア)
FW:ブキャナン、ラリン(60分 デイヴィッド)、A・デイヴィス

モロッコ代表(4−3−3)
GK:ボノ
DF:ハキミ(85分 ジャブラーヌ)、マズラウィ、アゲルド、サイス
MF:アムラバト、ウナヒ(77分 エル・ヤミク)、サビリ(65分 アマラー)
FW:ツィエク(76分 ハムダラー)、ブファル(65分 アブクラル)、エン・ネシリ

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