「日本戦ではひどい目に…」3戦連発のモラタ、逆転負けを悔やむも「グループ突破が最も重要」

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2022年12月02日 19:26  サッカーキング

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モラタは日本戦でW杯3試合連続ゴール [写真]= Icon Sport via Getty Images
 FIFAワールドカップカタール2022・グループE第3節(最終節)が12月1日に行われ、スペイン代表は日本代表に1−2で敗れた。同試合に先発出場し、先制ゴールも決めたアルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリード)のコメントを、スペインメディア『マルカ』が伝えている。

 今大会初陣のコスタリカ代表戦で7−0と大勝を飾ったスペイン代表は、続く第2節のドイツ代表戦は1−1のドローで終了。第2節終了時点では勝ち点「4」でグループEの首位に立ち、引き分け以上で決勝トーナメント進出を決められる状況で日本代表との一戦を迎えた。

 スペイン代表はドイツ代表戦からスターティングメンバーを5名変更したものの、試合前日の会見でルイス・エンリケ監督が「この試合に勝って、首位で次に進む必要がある」と公言した通り、立ち上がりから日本代表のゴールに襲いかかる。12分にはモラタが3試合連続となるゴールを決めて先制に成功した。しかし、その後は追加点を奪えずにいると、後半の入りからは日本代表のハイプレスに苦しめられる。堂安律(フライブルク/ドイツ)と田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)に立て続けにゴールを奪われ、瞬く間にビハインドとなった。結局、スペイン代表は最後まで日本の守備ブロックを“完全には”攻略しきれず、試合はこのままタイムアップ。他会場ではドイツ代表がコスタリカ代表を4−2で下したものの、得失点差で上回ったスペイン代表は2位でグループ突破を決めることとなった。

 試合後、モラタは「グループを突破したこと。それが最も重要なことだ」と話しつつも、「ただし、次に同じような失敗をすると、僕らは大会から去ることとなる」と、日本代表戦の失敗を繰り返してはならないと警告。日本代表のブロックを崩しきれなかったことから、スペイン代表の戦い方についても様々な意見が発せられる中、「戦い方の良し悪しはチームにとってそれぞれだ。そのチームの人たちに聞いてみないとわかないよ」と話した。「日本戦ではひどい目にあった。これだけは言える」とも続け、悔しさを露わにしている。
 
 2位で決勝トーナメントに駒を進めたスペイン代表は、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)で、グループFを首位通過したモロッコ代表と対戦することが決まった。試合は6日の日本時間24:00(現地時間18:00)キックオフ予定だ。

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