<優しい対応をしたい!>買い物先でグズる子どもに手を焼くママ。手伝いたいけれど何をすればいいの?

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2022年12月03日 12:41  ママスタジアム

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ママたちが集うママスタコミュニティに、「子どもはいないのですが」という女性からの投稿がありました。先日スーパーで見かけた親子の光景が、忘れられないといいます。周囲の注目を集めていた親子に、「何か手助けしてあげられることはなかったのかな?」と考えている投稿者さん。子育て経験のない自分にはわからないところもあるだろうと、育児真っ只中のママたちにアドバイスを求めました。

困っているママを助けたい!でも、何をすればいいの?


『買い物をしているママが、2〜3歳の男の子を連れていました。その子はイヤイヤ期なのか、グズって泣くばかり。「どうしたいの?」と尋ねるママも次第に半泣きになり、なだめる声がどんどん大きくなっていきました』
ママが抱っこしても、嫌がって暴れる男の子。下ろすとさらにグズるのでママが「連れてくるんじゃなかった!」と言うと、男の子はギャン泣きに。周囲の人たちがジロジロ見ると、そのママは恥ずかしそうな顔になったそうです。その様子を見ていた投稿者さんは、「ふだんはよいママをしてるのに、イヤイヤ期でいっぱいいっぱいになっているんだろうな」と考えたのだとか。
『今もわからないのが「この親子に、私がしてあげられることはなかったのかな?」ということ。このような状況のときは、どうしてほしいものですか?』
投稿者さんは、決して偽善的な気持ちで聞いているのではないそうです。婦人科系の病気から子どもを諦めた経験があるため、その分、世のなかの親子にやさしくしたいと考えているのだとか。

コメント欄には「そんな気持ちでいてくれる人がいるだけで、うれしい」という感謝の声も多く寄せられました。世のなかの人がみんな投稿者さんのように考えてくれるなら、ママたちもずいぶん子育てしやすくなるでしょう。でも残念ながら、実際はそうではありませんよね。

ママたちの側にもいろいろな考え方の人がいます。以前、投稿者さんが”ガラガラ抽選”でグズっている子を見かけ、善意から抽選券をあげようとしたところ「余計なことをするんじゃねぇ!」と、すごまれたのだとか……。
『親切のつもりが独りよがりだったり、押し付けだったりすることもありますよね。実際に子育てしているみなさんの意見が聞きたいです』

多くのママたちが口を揃えた、一番してほしいこととは


投稿者さんが見かけたような2〜3歳、おそらくイヤイヤ期真っ只中の子を連れて買い物に行くのは、本当に大変です。
『うちの2歳児みたいだわ。お店のカートに乗るのを嫌がって泣きながらのけ反るし、下ろしたら「抱っこー」とか言うし』
『目に浮かぶ。カゴに商品がそこそこ入っている終盤にこの状態になると、もう能面になるしかないんだよね。レジに並ぶのも無理、カゴの中身を全部返してくるのも無理、抱えて行くにも子どもとカート両方は無理、みたいな』
家で留守番させておきたいところですが、誰もいない家に子どもを置いてくるわけにはいきません。そして買い物に行かなければ、この日の食事が準備できない。いくら機嫌のよいタイミングを狙って連れてきても、この年頃の子はいつイヤイヤモードに入るか予測不能です。

ほぼすべてのママが体験したことがありそうな、イヤイヤ期の”あるある”。そんなときに「どうしてほしい?」という投稿者さんの問いに対する答えは、ママたちのほとんどに共通していました。
『そのママの余裕がなさそうで本気でイラついていたら、スルーしてあげたほうがいい』
『そのままそっとしておいてくれると本当に助かります』
気持ちはうれしいけれど「ほうっておいてほしい」。これが多くのママたちの回答です。「見ず知らずの人に声かけされると、子どもがさらに怖がって暴れそう」「泣くときは何をしても泣くから、誰かが何かしてくれると申し訳ない」などのコメントもありました。
『一番お願いしたいのは、そういうときにジロジロ見ないこと。むしろ関わらず、普通にしていてほしいです』
一番辛いのは、ジロジロと好奇の目で見られること。「通りがかりの人に『かわいそうに〜』とか、『お菓子が欲しいのかな 買ってあげなさいよ』と言われるのは悔しい」というママもいました。興味丸出しで面白がられるなんて、最悪ですよね。

周囲に助けられた経験があるママも。声かけは臨機応変に



ただなかには声をかけてもらったことで、気持ちが楽になった経験のあるママもいます。
『ギャン泣き真っ最中のとき、レジまでカゴを持っていってくれたおじさんがいた。すごく感謝したよ。アメをくれた人も、塗り絵をくれた人もいたっけ。振り返ると、たくさんの人に助けられてきたな』
『子どもがアイス欲しさに泣きわめいていたとき、声かけしてくれた女性がいたよ。「どうしたのかな?」って軽い感じで。話すうちに私も少し冷静になれた』
さりげなく人助けができる方もいますよね。状況やタイミング、声かけの仕方でも変わってくるのかもしれません。
『人にもよるんだよね。年配の人に「大変だねぇ、どうしたの?」って声かけされると安心するけど、同世代に声かけされるのは、ちょっと。スルーしてほしいと思っちゃう』
たしかにわかる気もしますよね。同世代に言われると「おせっかい」と感じることも、人生の先輩に言われると素直に受け取れることがありそうです。にじみ出る懐の深さ、説得力の違いでしょうか。
『温かい目で見守ってくれることが、一番うれしいかも。片手に買い物袋、片手に息子抱えて帰ろうとしたとき、店内のベンチに座っていたおばさんと目が合い、マスク越しでもわかるくらい微笑んでもらったことがある。救われたな』
基本は温かい目でスルー。途方に暮れているようなら「何かお手伝いしましょうか?」とサラリと声かけするのがベストでしょうか。「みなさん、ありがとうございました。これからは臨機応援に、状況を見て声かけしたいと思います」と、まとめてくれた投稿者さん。こんなふうに思ってくれる人が、少しでも増えてくれるといいですね。

文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・水戸さゆこ

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  • ならぬものはなりませんを学ぶ大事な時期、あの手この手で要求をとおそうとしてくるけど収まるまで放置もあり、手を出されるとそっちのが気を使う
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