年金を月30万円をもらうには、現役時代にどのぐらいの収入が必要?

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2022年12月03日 20:31  All About

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年金初心者の方の疑問に、専門家が回答します。今回は、老齢年金を月30万円もらうための現役時代の収入についてです。
老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。今回は、老齢年金を月30万円もらうための現役時代の収入についてです。

Q:老後、月30万円の年金をもらうためには、現役時代の収入はいくら必要?

「老後はできるだけ年金を多くもらいたいです。月30万円の年金が理想です。現役時代に、いくらぐらいの年収があればもらえますか?」(会社員)

A:年収の目安は1222万円です

月額30万円の年金がもらえると、年金生活の不安が軽減されることと思います。毎月30万円の年金を受け取れる会社員の年収について計算してみます。

前提条件は、平成15年4月以後に40年間厚生年金に加入、ボーナス込みで、40年間の年収は一定とします。

平成15年4月以後の厚生年金額は、平均標準報酬額×5.769/1000×加入月数(※)で計算します。

※従前額保障での計算方法。スライド率等については省略。乗率は昭和21年4月2日生まれ以降の人の新乗率を使用。標準報酬月額の上限は65万円、標準賞与額の上限は150万円とします。

老齢基礎年金は月額で約6万5000円(令和4年度満額)を受給できるとします。

毎月30万円の年金を受け取るためには、老齢厚生年金は月額23万5000円(30万円−6万5000円)受け取る必要があります。

計算すると、以下のようになります。

●計算式
平均標準報酬額×5.769/1000×480カ月(加入期間)=282万円(年間の厚生年金受給額)
平均標準報酬額=282万円/(5.769/1000×480)≒101万8400円

平均標準報酬月額を年収に換算します。

101万8400円×12カ月=1222万円(年収)

毎月、標準報酬月額の上限65万円が12カ月支給され、標準賞与額の上限である150万円を年3回、支給されれば、年収は1230万円になり、月額30万円の年金が支給されるために必要な金額となります。したがって月額30万円の年金額に到達するのは、難しいかもしれません。

ただし、老齢厚生年金は、要件を満たす配偶者がいると配偶者加給年金額を上乗せして受け取ることができます。令和4年度の配偶者加給年金額は、年間38万8900円(昭和18年4月2日以後生まれの人、特別加算額を含む)です。こういった金額がプラスされれば、月額30万円の年金額に近づけることができるかもしれません。

監修・文/深川弘恵(ファイナンシャルプランナー)

都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
(文:All About 編集部)

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  • 現役時代の年収が1222万円か。これ読んでる皆さんの中で1222万円の年収があった人、今ある人…手を上げろ。因みに私はなかった。
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