セブンイレブンが誇る「蒙古タンメン中本」&「とみ田」カップ麺、“飛び道具入り”の新味を実食!

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2022年12月04日 15:02  日刊サイゾー

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日刊サイゾー

 カップ麺ライター・オサーンの連載「カップ麺一行3昧」。今回レビューするのは、セブン-イレブンのプライベートブランド「セブンプレミアム」から発売された、「蒙古タンメン中本 トマト&チーズ味」「中華蕎麦とみ田監修 甘えび香る豚骨まぜそば」の2品。

 どちらもセブンプレミアムの名店再現系カップ麺の定番商品としておなじみの、東京・上板橋の「蒙古タンメン中本」と、千葉・松戸の「中華蕎麦とみ田」が監修する、変わり種の商品です。

 

 セブンプレミアムのカップ麺といえば、名店再現系カップ麺の元祖とされる「すみれ」と「博多一風堂」、そして「らーめん山頭火」の3名店の商品をはじめ、バリバリの人気ラーメン店のカップ麺も数多くラインナップされています。

 なかでも「蒙古タンメン中本」、「中華蕎麦とみ田」、「らぁ麺 飯田商店」は、頻繁に新フレーバーが登場する「新御三家」とも言える存在。

激辛カップ麺の代名詞が鉄板“トマチー”に!! 「蒙古タンメン中本 トマト&チーズ味」

 まずは、「蒙古タンメン中本 トマト&チーズ味」224円(税込)。製造は日清食品。激辛カップ麺の代名詞的な存在と言っても過言ではない「蒙古タンメン中本」カップ麺の新フレーバーです。

 レギュラー商品の「辛旨味噌」を中心に、超激辛でニンニクの強い「北極ラーメン」など派生商品も多い「蒙古タンメン中本」ですが、今回はトマトとチーズ味を合体させた商品。「トマチー」とか「チートマ」とも呼ばれるこの組み合わせは、カップ麺のみならず、イタリアンや、最近では鍋の素なんかでも鉄板として知られています。

「蒙古タンメン中本」とトマト味やチーズ味の商品は過去にも出ていたことがあり、いずれもかなりデキが良かったので、今回のトマト&チーズ味も当然ながら期待できそう。

 ポークベースに野菜の旨みを効かせたおなじみの味噌味タンメンスープに、中細ストレートの油揚げ麺の組み合わせ。ベース部分はレギュラーの「辛旨味噌」と共通する部分が多くなっています。

 辛味は激辛ほどはなく、辛口〜大辛くらいのように思われます。チーズのまろやか効果で辛味が弱く感じられるのかもしれません。スープには粒状の玉ねぎが混ざっていて、これが野菜の旨みや甘さにつながっています。

 スープ表面には、いかにも辛そうな真っ赤な油脂を浮いていてインパクト大ですが、辛味とともにトマトやチーズの風味もつけられており、「トマト&チーズ味」に臨場感が加えられていました。

 ただでさえ翼くん&岬くんばりに相性の良いトマトとチーズにプラスして、辛味を合わせた暴力的な組み合わせは、バルサ往年のメッシ&スアレス&ネイマールの「MSN」のような抜群のコンビネーションでした。辛味、酸味、そしてチーズのコクがいずれもきちんと活きています。

 具として入っているのは、チーズ加工品、トマト加工品、キャベツ。レギュラー商品の「辛旨味噌」のようにたくさんの豆腐や肉系の具が入っているわけではなく、チーズ加工品やトマト加工品もだいぶスープに溶け出してしまうため、「中本」としては具のボリュームは多少物足りません。ただ、スープに溶け出したチーズやトマトが、スープの味をさらに厚みのあるものにしていました。

 続いては、「中華蕎麦とみ田監修 甘えび香る豚骨まぜそば」278円(税込)。製造は明星食品。松戸の「松戸富田麺桜」は「とみ田」店主が監修する姉妹店ですが、そこの限定メニューである「甘エビ濃厚つけ麺」を、カップまぜそばにアレンジした商品です。

「中華蕎麦とみ田」といえば「豚骨魚介」の押しも押されもせぬ名店ですが、セブンのカップ麺としてもおなじみで、先日も「セブンプレミアムゴールド」ブランドから「純粋豚骨らぁめん」というインパクトが大きい商品が発売されていました。

 常日頃からカップ麺を食べている方々には、ひょっとしたら既視感のある商品かもしれません。というのも、2021年5月にローソン限定で発売されていた「一幻 えびみそまぜそば」と、“えび味”の“ノンフライカップまぜそば”という点でよく似ているからです。

「とみ田」も「一幻」も超有名店ですが、今回の「とみ田」は「セブン版・一幻」という側面もありそう。

 えびが香る豚骨醤油味のたれに、中細で縮れのついたノンフライ麺と、えび揚げ玉、チャーシューチップ、キャベツなどの具、えび粉末の入ったふりかけが合わせられています。えび粉末やえび揚げ玉が用いられているのは、以前の「一幻」カップ麺と共通しています。

 えびの味や香りが感じられる豚骨ベースの醤油だれ。「豚骨魚介」でおなじみの「とみ田」は魚介が強いですが、その魚介がそのままえびに置き換わった感じでしょうか。豚骨や醤油の中でえびがクッキリ感じ取れ、その濃さが際立っています。

 えびの殻を焼いたような風味がつけられている、えび粉末の入った「ふりかけ」。強い香ばしさと塩気によって、たれ以上に味の中心的存在として君臨しています。「豚骨魚介」では魚粉が用いられていますが、それに負けないくらい目立っていました。

 この粉末、お酒飲みながらちびちび舐めたいくらいおいしくて、ごはんにかけても絶対おいしいやつ。粉末だけで売ってくれないですかね。

 麺は中細で縮れのついたノンフライ麺。麺表面につるみがあって弾力の強い多加水麺食感ですが、適度にしっとり感も持ち合わせています。小麦の自然な甘みがあり、えび風味の中に入ってもきちんと映えていました。高価格に見合う、上品な質感の麺です。

 カップの中で見た目に最も目立っていたのは真っ赤なえび揚げ玉で、たれやふりかけとともにえびの風味をさらに強固なものにしていました。まさにえびだらけ。黒い三連星もビックリのえびの3連コンボがガッツリとハマり、これでもかと濃厚なえびが楽しめます。

 見た目にはえび揚げ玉が目立っていますが、他の具、チャーシューチップ、キャベツ、メンマも量がしっかり入っており、具だくさんです。

 先ほど紹介したローソンの「一幻」カップまぜそばと比べると、えび粉末のふりかけ、えび揚げ玉といった共通項が多いですが、揚げ玉の量では「一幻」、他の具は今回の「とみ田」が多く、一長一短。「一幻」のほうは今は手に入りませんが、えびまぜそばカップ麺を介したセブンとローソンの、時空を超えたガチンコ勝負の様相を呈していました。

「トマト&チーズ」と「えび」の魅力が全開!

 どちらもお店の人気、カップ麺の人気も超絶大な「蒙古タンメン中本」と「中華蕎麦とみ田」の変わり種商品でしたが、それぞれ「トマト&チーズ」と「えび」の魅力が全開に感じられます。

「中本」はいつもに比べると具が多少物足りないこと、「とみ田」は高品質はいえちょっと高額で、それぞれに泣きどころがないわけではありませんが、おいしさが欠点を十分に補える、食べて損はない商品ではないでしょうか。

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